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早田ひなが張本智和との混合ダブルスで韓国ペアと“一騎打ち” 日本のエースがパリ五輪の第2シード確保へ正念場【WTTスターコンテンダーバンコク】

  • 2024.7.3
早田ひな、張本智和(C)WTT
SPREAD : 早田ひな、張本智和(C)WTT

卓球の「WTTスターコンテンダーバンコク」は4日から本戦が開幕する。今大会は26日に開幕を控えるパリ五輪本大会前では最後の国際大会ということもあり、各選手の調整具合も注目される。
そんななか、日本女子のエースとして期待される早田ひな(日本生命)は張本智和(智和企画)との混合ダブルスでWTTシリーズ4連勝を狙う。ライバルの韓国ペアが出場するなか、パリ五輪での第2シード獲得に向けてカギを握る戦いとなる。

■東京五輪では伊藤・水谷ペアが金獲得

早田はパリ五輪には女子シングルス、女子団体、混合ダブルスの3種目に出場予定。ここ数年の成長ぶりでいずれもメダル候補につけており、残り僅かに迫った自身初の大舞台へ仕上がり具合が気になるところ。
早田は直近の国際大会であるWTTシリーズでは「WTTコンテンダー ザグレブ」「WTTスターコンテンダー リュブリャナ」の2大会でシングルスと混合ダブルス(張本とのペア)で2週連続二冠を獲得。迎えた「WTTコンテンダーチュニス」はシングルスをスケジュール調整のため出場回避したなか、張本との混合ダブルスで3大会連続優勝を成し遂げ、今大会で4連勝を狙える立場にいる。
混合ダブルスといえば、東京五輪では伊藤美誠(スターツ)が水谷隼とのペアで金メダルを獲得した実績がある。現状では孫穎莎、王楚欽の中国ペアが1番手を走り、シン・ユビン、イム・ジョンフンの韓国ペアとの争いが予想される。金メダル候補筆頭である中国ペアの決勝まで当たらないためには、世界ランキングで2位以内に入り、パリ五輪での第2シードを確保することが求められる。
現状韓国ペアが2位で4110ポイント。日本の早田、張本は3900点で僅差ではあるものの3位。バンコクのWTTシリーズではシン・ユビン、イム・ジョンフンのペアが第1シード、早田、張本が第2シードであり、順当に勝ち上がれば、韓国ペアは決勝へと進み、世界ランキング2位を死守。パリ五輪の第2シードを確保するという厳しい状況ではある。
中国という本命がいるなか、パリ五輪をよりいい形で迎えるには今大会での優勝は絶対条件。男女ともにシングルス最高位につける日本のエースペアが第2シードへ望みをつなげられるか。

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