臨月の私に夫「子育ての練習のために子ども預かってきた！」→シスコン夫が隠していたこととは？

私は今、産休中。夫と幸せに暮らしていました。しかしこの夫が難アリ！夫はかなりのシスコンで、2人の幼い子どもたちをシングルで育てる義姉を助けようと、異様な頻度で義姉の家を訪ねるのです。

私も出産を控えた身。義姉のことばかり気遣って、私のことはお構いなしの夫には不満を抱いてしまいます。家事を手伝うこともなく買い物に連れて行ってもくれず、義姉や甥ばかりを優先するのは、普通なのでしょうか。

ある日、夫が突然2歳と3歳の甥たちを連れて帰宅。甥は猛ダッシュで入ってきて、臨月の私の回りをぐるぐる追いかけっこ！部屋中を飛び回って物を投げ、騒然としました。

夫曰く、義姉にもリフレッシュの時間が必要だから甥を預かってきたそう。「子育ての練習になるだろう」と言う夫は、さも私のために預かってきたと言わんばかり……。

子育て未経験な上、臨月で思うように動けない私にそんな余裕なんてありません。それに、おなかにぶつかられたらと思うとハラハラします。

それでも預かってしまったものは仕方がありません。見守る程度に子どもたちのお世話をし、お昼には食事の支度もしました。しかしその間も夫はスマホをいじって寝転んでいるだけ。何も手伝ってくれません。

わが家に慣れてきた甥たちは、その後も大暴れ！もう手に負えません。「子育ての練習は1人でやって！」と甥を夫に任せ、出かけることにしました。

夫は甥のお世話でクタクタになったようです。本当に義姉の家で子どものお世話をしているのか、疑問でなりません。

私は義姉に電話をかけて、もう子どもを預けないでほしいと伝えることにしました。義姉はそれを聞いて、激怒！電話は切られてしまいました。

義姉はすぐさまわが家に向かったよう。私に文句を言いにきたのかと思って身構えていると、義姉が口にしたのは私への謝罪。話を聞くと、夫の思わぬ秘密が発覚しました。

先日の甥を預かったとき、夫は、私が子育ての練習をしたいと言うのでぜひ預かりたいと義姉に伝えたよう。臨月に申し訳ないと思った義姉は、食費とレジャー費として3万円ものお金を夫に渡したそうです。

もちろんそんなことは知りません。私に黙って、夫が懐に入れていたのでした。

しかも、頻繁に義姉の家に出かけ、甥のお世話をしていたのは嘘。ただただ義姉の家を訪ね、寝転がりながらスマホを触っていたそうなのです。

スマホゲームにハマっていた夫は、家にいると私に文句を言われると考え、義姉の家に入りびたっていました。また、義姉の手伝いと称し、私や義両親からゲームに課金するお金を手に入れていたのでした。

義姉は離婚経験者だけあって、ポンコツ男に対して言うことが辛辣です。夫は義姉にとって実弟ですが、こんな男は父親失格だと一刀両断。私が夫に言いたかったことのすべてをキツく言ってくれました。

また、義姉の指導の元、家のお金を夫が自由にさわれないように給与の振り込み口座変更し、クレジットカードの解約もぬかりなくおこないました。スマホにも時間制限を設け、ゲームにのめり込まないようにしたのです。

好き勝手にゲームができなくなった夫は、イライラが隠せません。それも義姉の喝によって、少しずつ改善されました。

後日談、夫は生まれた息子にメロメロに。今ではゲームはしていないようです。貴重な子育て期、子どもよりもゲームを優先する夫にならなかったのは本当に救いでした。出産前に夫の嘘が発覚し、義姉による指導が入って本当に良かったです。

子育ては長いように見えても、過ぎてしまえば一瞬だと言います。ゲームではなく、子どもに目を向けて過ごしたいですね。

著者：ライターベビーカレンダー編集部／ママトピ取材班

ベビーカレンダー編集部