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香水、柔軟剤の香りは不快?体調不良まで引き起こす《香害》の実態…人工的な香りが他人を不快にさせてるかも?

  • 2024.7.3

他人の香水や柔軟剤の香りで不快になる?

香害のイメージ
香害のイメージ

シャボン玉せっけんが、2024年5月、「香害・化学物質過敏症に関するアンケート調査」を実施し、その結果を発表しました。調査は、20~60代の男女636人を対象に、インターネット上で行われました。

それによると、人工的な香料によって不快になった経験がある人は72%、体調不良にまでなった経験がある方は43%にも上る結果でした。

「不快に感じた」または「体調不良を起こした」ことのある場面は、「電車やバスなどの公共機関を利用しているとき」が一番多く、「エレベーターを利用しているとき」「商業施設(スーパーやドラッグストアなど)」が続きました。

「不快に感じた」または「体調不良を起こした」ことのある香料について、「香水」が82%で圧倒的に多く、次いで化粧品が39%、柔軟剤が35%でした。

公害の認知度は上昇も、意識は依然低い

人工的な香料などによって体調不良を引き起こす「香害」。「シャボン玉石けん」は、夏の6月、7月は香害の被害が増えやすい時期だと指摘してます。

直近5年間におよぶ調査結果を見ると、「香害」の認知度は2020年の56%から2024年は79%と20%以上も増加していることがわかりました。しかし、意識して香料の入っていないものを購入している」人はわずか17% 、「香料の有無を意識して購入している」のは33% に留まる結果でした。

(LASISA編集部)

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