1. トップ
  2. ファッション
  3. ロイヤルファミリーのルビージュエリーコレクションを覗き見!

ロイヤルファミリーのルビージュエリーコレクションを覗き見!

  • 2024.7.3

真紅に輝く宝石は、何世紀にもわたってロイヤルから愛されてきました。

Anwar Hussein Collection

英王室の“ルビー愛”は、エリザベス女王が戴冠式でもかぶっていた「インペリアル・ステート・クラウン」から始まります。3000個もの宝石が飾られていますが、そのなかでも特に目立つのは間違いなく、中央に輝く「黒太子のルビー」。

これは、1367年にエドワード・オブ・ウッドストック(別名「黒太子」)が入手して以来、王室所有となっているルビーのひとつです。

WPA Pool

正確にはルビーではなく、“スピネル”という別の石ですが、18世紀まではその違いについては知られていなかったそうです。

ここからは、故エリザベス女王から故ダイアナ元妃、キャサリン皇太子妃にメーガン妃まで、英ロイヤルファミリーのルビーコレクションを振り返ります。

Hulton Deutsch

1953年6月

戴冠式で「インペリアル・ステート・クラウン」を身につけたエリザベス女王。手に持っているオーブ(キリスト教の権威の象徴を表す宝珠)にも、ルビーがちりばめられています。

AFP

2004年12月

女王は1964年に、王室の宝物庫に保管されていた宝石で「ベアリング・ルビー・ネックレス」の制作を依頼しています。

写真では、そのネックレスと「バーミーズ・ルビー・ティアラ」(後述)をセットで着用。

1992年5月

1973年、女王は王室御用達ジュエラーのガラードに、「バーミーズ・ルビー・ティアラ」の制作を依頼しました。このティアラには、ビルマ(現ミャンマー)から女王の結婚祝いとして贈られた、96個のルビーが使用されています。

写真は、1992年にカタールを訪れた際に、そのティアラとともに、ルビーのネックレスとイヤリング(後述)を着用してにっこり微笑む女王。

元記事で読む
の記事をもっとみる