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魔裟斗、ブアカーオの衝撃ミドルに思わず歯を食いしばる “戦友“の健在ぶりに「前より攻撃が重い」「期待値上がった」

  • 2024.7.3
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【写真・画像】魔裟斗、ブアカーオの衝撃ミドルに思わず歯を食いしばる “戦友“の健在ぶりに「前より攻撃が重い」「期待値上がった」 1枚目
ABEMA TIMES

K-1レジェンドの魔裟斗が、大事なトーナメントを直前に控えた“戦友”・ブアカーオを訪問。自身が引退してから15年が経過し、ミット越しではあるが、じつに17年ぶりにブアカーオの攻撃を受け止めるファン垂涎の光景が繰り広げられた。しかし、衰えるどころか進化すら感じさせるブアカーオの攻撃力はいまだ健在。左のミドルを受けるなり、思わず後退りした魔裟斗の表情が一変。必死に歯を食いしばった魔裟斗の顔には直後、自然と笑顔がこぼれた。

【映像】ブアカーオの“ヤバすぎ”ミドル

7月7日(日)、東京・国立代々木競技場第二体育館で開催される『K-1 WORLD MAX 2024』。その「K-1 WORLD MAX 2024 -70kg世界最強決定トーナメント」決勝ラウンドに、あのブアカーオ・バンチャメーク(タイ)が出場する。ワイルドカードで42歳の鉄人がK-1のリングに帰ってくる。

【写真・画像】魔裟斗、ブアカーオの衝撃ミドルに思わず歯を食いしばる “戦友“の健在ぶりに「前より攻撃が重い」「期待値上がった」 2枚目
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ブアカーオは戦績もインパクトも一級品だ。2004年に開催されたK-1 WORLDMAX世界トーナメントでは魔裟斗や小比類巻貴之を撃破して優勝。2年後、06年の同トーナメントにおいて、佐藤嘉洋やアンディ・サワーといった名だたる強豪を寄せ付けず2度目の優勝を手にした。

2019年から3年間の休養を挟んで22年に復帰。記憶に新しいところでは、2023年5月にRIZINの舞台で安保瑠輝也とドロー。翌3月は同じくRIZINで木村“フィリップ”ミノルを2RKOで完膚なきまでに叩き潰すなど、衰えるどころか経験を武器に進化を遂げている。

トーナメントを目前に控え、ブアカーオのもとを訪れたのは、ブアカーオのことを“戦友”と称するK-1レジェンドの魔裟斗。K-1 WORLD MAX 2003、2008を制している魔裟斗。ブアカーオとは2004年、2007年の同大会でしのぎを削った文字どおりの“戦友”だ。

チェンマイから車を走らせること1時間半でブアカーオ・ビレッジに到着。ここはブアカーオが土地を買って開発している選手村で、宿泊施設のほかにカフェなども併設されている。念願の再会を果たした魔裟斗は、懐かしそうに会話を楽しんだ。

その後、ブアカーオが「魔裟斗にミットを持ってほしい」と発言。これを魔裟斗も快諾。夢の競演が繰り広げられた。最初は軽い左右のパンチ。和やかな雰囲気が一変したのは、強烈な左ミドルが魔裟斗のミットを叩いた時だ。

あまりの衝撃に魔裟斗の表情が一変。後ろに吹き飛ばされないよう、必死に歯を食いしばって踏ん張った。だが、そんなブアカーオの健在ぶりを身をもって感じた魔裟斗の顔には、次第に自然と笑顔がこぼれていた。「前持った時よりも攻撃が重い」「まだ強いよ」と“戦友”の健在ぶり、そしてトーナメントでの活躍に太鼓判を押した。

一方、魔裟斗は42歳という年齢からくる“体力の衰え”を指摘する。

ブアカーオは「今はしっかり当てる場所を選んで、より強く相手にダメージを与えることに専念している。今までの経験やテクニックを使うことで、スタミナをそこまで消費せずに闘える」と問題ないことを強調。

またトーナメントを1日で勝ち抜くうえで闘わなければならない「3試合」という試合数についても「リングに上がってみないと何が起こるかはわからない。最近はK-1にも優秀な選手が多いし、だからこそ、その中で今の自分を試してみたいと思う。自分がどこまで闘えるかを証明したい」と揺るがない。

「見ている人たちにも、やり方によっては格闘技が寿命が長いものだと感じてほしい。これだけ長く闘っている選手はいない。だからこそ長く闘えることを証明したい。活躍する姿を見てもらいたい」

心身ともに衰えを知らぬブアカーオの姿に魔裟斗は「あれだけ汗が出るのは調子がいい証拠」と仕上がりの好調さを指摘。トーナメントでの活躍についても「期待値が上がった」と笑顔をのぞかせた。

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