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今日も定時で帰れない…ブラック企業で働く「残業ねこ」が転職するまで【作者インタビュー】

  • 2024.7.2
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働き方改革関連法が2019年から順次施行され、さまざまな業界で働きやすい環境づくりが進んでいる。しかし社風が古かったり、人手不足だったりとさまざまな理由で根深く残っているのが、残業にまつわる問題だ。

漫画『残業地獄のねこが転職するまでの120日間の記録』の作者あおいしさん(@ao144444)も当事者のひとり。長時間労働の地獄から脱出しようと奮闘した自身の体験を描いた同作を、あおいしさんのインタビューとともに紹介する。

断れない性格で仕事量が増える日々

入社当初から「残業が多い」と感じていたあおいしさん。同僚や上司も残業しているため、定時には帰りにくい雰囲気があったという。

「上司から仕事を頼まれると、断ることができませんでした。断れない性格のせいもあり、いろいろと安請け合いをしているうちに仕事量が日々増えて、業務時間内に仕事を終わらせることができなくなりました…」

サービス残業で働くことも少なくなかった。そんなあおいしさんが、残業後の楽しみにしていたのが「雰囲気晩酌」だ。下戸だからお酒は飲めないが、酔って忘れるという気分を味わうために、ノンアルコール飲料と好きなおつまみで気を紛らわしていた。

主人公のねこくんが労働環境を変えようと決意するのはいつなのか…。本作をまとめた書籍も発売中なので、気になる人はチェックしてみよう。

※プライバシー保護の観点から個人が特定できないよう細部を変更しています。

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