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イギリス王室のアン王女、退院後に初のメッセージ

  • 2024.7.2
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Princess Anne, Princess Royal attends the Not Forgotten Association Annual Garden Party at Buckingham Palace on May 17, 2024 in London, England.

6月下旬に馬の事故で頭部にケガを負い、脳震とうのため入院していたアン王女声明を発表した。アン王女は7月1日(以下、現地時間)、カナダで開催されたニューファンドランド国立戦争記念碑の創立100周年を祝う記念式典に出席予定だったが、これを欠席。カナダ総督が代理で王女のメッセージを読み上げた。

「今日、ソンムの戦いに参加したニューファンドランド連隊の勇敢な働きと犠牲を称えるこの場に、皆さんとご一緒できないことを深く残念に思います。2016年にボーモン・アメルの戦い99年を記念する行事に参加した日のことは、良い思い出として心に残っており、再び皆さんとお会いすることが叶わず、非常に悲しい気持ちです。この特別な記念日に寄せ、皆さんのご多幸を心よりお祈りします」

Princess Anne and her husband Timothy Lawrence ride in a carriage after attending the Order of the Garter service at Windsor Castle on June 17, 2024 in Windsor, England.

チャールズ国王の妹で、73歳のアン王女は6月23日、郊外の別荘のあるガットコム・パークの敷地内で散歩中に事故に遭い、頭部に軽いケガを負ってブリストルのサウスミード病院に入院した。馬による事故だとみられるが、王女が脳震とうを起こしたために、事故の詳細はわかっていない。6月25日付けの「テレグラフ」紙によると、アン王女は記憶を失っているが、事故の影響によるもので、短期的なものとみられるという。6月24日に発表された王室の声明でも、王女は「完全かつ速やかな回復が期待される」としていた。

その後、王女は6月28日に退院し、ガットコム・パークの別荘にてリハビリ支援を受けながら回復に努めているそうだ。退院に際し、王女の夫ティモシー・ローレンス中将は、「妻の短い入院中、ケアにあたり、専門的知識と労わりを示してくれたサウスミード病院のチームに心よりの感謝を表明したい」と声明で伝えた。アン王女は毎年最も数多くの公務を行うことで知られるが、公務に戻るのは医師が問題ないと判断してからになるという。現段階ではいつになるか、見通しが立っていない。

Text: Tae Terai

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