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【やせランの基本】間違ったフォームは疲れやすい!正しい姿勢をマスターしよう

  • 2024.7.2
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上半身はリラックスした状態 (C)三津家貴也/KADOKAWA
上半身はリラックスした状態 (C)三津家貴也/KADOKAWA

ここ数年、ランニングする人が増えていますが、運動習慣がないと「走る=キツい運動」とイメージしがちですよね。でも「実はゆる〜く走るだけで楽しくやせることができるんです!」と話すのが、SNS総フォロワー100万人超えのランニングアドバイザー・三津家(みつか)貴也さん。

三津家さんが教える「やせラン」のコツは、お尻ともも裏の筋肉を効果的に使って、正しいフォームでゆるく走るというもの。キツい運動や食事制限なしで、自然と体が引き締まるといいます。

走るのは週2回でも、1回5分だけでもOK! ウォーキング以上、ランニング未満の「やせラン」を日常生活に取り入れて、スタイルアップを目指しませんか?

※本記事は三津家貴也著の書籍『お尻を使ってゆるく走るだけ はじめてのやせラン』から一部抜粋・編集しました。

正しい姿勢を覚えよう

正しい姿勢を覚えよう (C)三津家貴也/KADOKAWA
正しい姿勢を覚えよう (C)三津家貴也/KADOKAWA

■無駄な力を使わずに省エネな走りで疲れ知らず

無駄な力を使わずに省エネな走りで疲れ知らず (C)三津家貴也/KADOKAWA
無駄な力を使わずに省エネな走りで疲れ知らず (C)三津家貴也/KADOKAWA

走るフォームは人それぞれですが、やせランを始めたての初心者さんはまずは正しい姿勢を体に覚えさせることがとても大事。正しい姿勢をマスターしてこそ、疲れづらく、長い時間走ることができ、やせに繋がります。

まっすぐ立ったときに、頭の真上から引っ張られているように背筋を伸ばし、息を軽く吐いて腹筋に力を入れます。腰が反らないように意識しながら、頭頂部から上半身の真ん中、骨盤の中心を通り、足の裏まで1本の線のようにぴーんとまっすぐ! これが走っているときの基本姿勢です。このまま全身をやや前傾に。体幹が鍛えられ、インナーマッスルを使うので全身の脂肪燃焼効果もアップ!

疲れたときこそ姿勢を意識する

■前に行く気持ちとともに反り腰に

前に行く気持ちとともに反り腰に (C)三津家貴也/KADOKAWA
前に行く気持ちとともに反り腰に (C)三津家貴也/KADOKAWA

走っている途中でも腹筋に力を入れ姿勢には気をつける

走り始めは正しい姿勢を意識していても、初心者さんは特に疲労や下り坂などによって前に進むことだけに集中してしまいがち。気持ちだけが前に行って反り腰になってしまうと骨盤は前傾。背中の痛みや前ももに痛みを感じてしまい、気持ちとは裏腹に脚が前に出にくくなっています。

■お腹の力が抜けてへっぴり腰に

お腹の力が抜けてへっぴり腰に (C)三津家貴也/KADOKAWA
お腹の力が抜けてへっぴり腰に (C)三津家貴也/KADOKAWA

反対に疲れと共に視線は地面に、お腹の力が抜けて前屈みになるとお尻の筋肉も上手に使えず、走っている姿もカッコ悪い! そんなときは一度早歩きくらいにペースを落とすか、歩いてOK! 腕をぐるりと回して、息を口から大きく吐いて腹筋に力を入れて歪んだ姿勢を再補正! すぐに姿勢を正すクセづけから始めましょう。

悪い姿勢になる前兆って…? (C)三津家貴也/KADOKAWA
悪い姿勢になる前兆って…? (C)三津家貴也/KADOKAWA

【著者・三津家貴也】

ランニングアドバイザー。ランニングの魅力を伝えるインフルエンサー。筑波大学(体育専門学群)、大学院(人間総合科学研究科 体育学専攻)でランニングについて研究。ランニングコーチ、モデル、体育の非常勤講師などマルチに活躍中。

【協力(モデル)・志村 美希】

陸上系インフルエンサーとして活躍。現役時代は800m選手として日本選手権など数多くの全国大会に入賞。現在はSNS活動のほか、モデルやテレビ出演などでも活動中。

著=三津家貴也/『お尻を使ってゆるく走るだけ はじめてのやせラン』

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