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元親友「冗談で招待したのに来たのウケる♡」→私「新郎の招待だけど?」青ざめた元親友の哀れな末路…

  • 2024.7.2

高校時代に私の彼氏を奪った元親友。絶縁したはずだったのですが、そんな元親友から結婚式の招待状が送られてきました。絶縁した人の結婚式に行くつもりはないと、きっぱり断った私。しかし、後日、同じ日に行われた幼なじみの結婚式に参列すると……!?

高校時代に私の彼氏を略奪した元親友。高校卒業と同時に絶縁したのですが、私の実家に結婚式の招待状を送りつけてきたのです。そのときは、もちろん行くつもりはなかったのですが……?

結婚式の招待状を送りつけてきた元親友

「ねぇねぇ、結婚式の招待状送ったのに、返事くれないってどういうこと?」とついに電話までかけてきた元親友。行くつもりがないことを伝えると、「高校時代に彼氏奪ったこと、まだ根に持ってる感じ?」「私があんたより先に結婚するのが悔しすぎて欠席するんでしょ!」と煽ってきました。

私は私なりの幸せを見つけていますし、そもそも絶縁した人の結婚式に行くほど暇ではありません。

「私、超エリート商社マンと結婚するんだよ?彼のご両親も超お金持ちでリゾート開発の会社を経営されてるの」「彼のお友だちとかと出会いもあるかもしれないから、呼んであげたっていうのに……!」とどこまでもマウントを取ってくる元親友。

高校時代の私は、元親友に彼氏のことをいろいろと相談していました。元親友はそれを勝手に私が彼氏のことを愚痴っていると変換して、彼氏にマイナスな情報だけを流し、私を悪役にして奪ったのです。あのときの絶望感は今でも覚えています。

「私のウエディングドレス姿、親友に見てほしいのに~~~!」という元親友。私は「私はもう親友だと思っていないし、今後もあなたに関わるつもりはないから」「結婚おめでとう、さようなら」とだけ言って電話を切りました。

幼なじみの結婚相手

数日後――。

今度は幼なじみの男性から「実は、今度結婚するんだ」と連絡がありました。

この幼なじみとは家が隣で、小学校と中学校の間はずっと仲良く過ごしていたのです。幼なじみは海外の高校へ留学してしまいましたが、大学進学のタイミングで帰国して、そのまま同じ大学に。学部は違ったものの、サークルは一緒だったので、卒業してからも連絡を取り続けていたのです。

「3カ月後の第2土曜なんだけど、来れる?」「大学のサークルメンバー全員呼ぶつもりだから、ぜひ来てほしいな」と幼なじみ。

私は「あなたの結婚式なら、もちろん行くわよ!」と答えました。「あなたの結婚式なら……?」と聞き返してきた幼なじみに、元親友の結婚のことを話した私。奇しくも、元親友も幼なじみと同じ日に結婚すると言っていたのです。

「なんだか、大変だな……まぁ、俺の恋人はそういうタイプじゃないから安心してくれ」「俺が初恋相手で、最後の恋の相手でもあるんだって」とのろけはじめた幼なじみ。私は苦笑しながらも、しばらく幼なじみののろけ話に付き合いました。

衝撃の結婚式

そして、幼なじみの結婚式当日――。

花嫁の姿を見た私は、自分の目を疑いました。幼なじみの結婚相手は、私の元親友だったのです!

チャペルで私の姿を認めた元親友は、ニヤッと嫌な笑みを浮かべていました。挙式が終わり、披露宴会場に移動するときに、元親友から私へメッセージが送られてきました。

「冗談で招待したのにマジで来るとかウケるw」

「絶縁した女の席なんて最初から用意してないからw」

「大丈夫、新郎の招待だから」

「え?」

本当は、元親友が婚約者のスペックをべらべら話していたときに気付くべきだったのです。幼なじみと元親友の婚約者にはあまりにも共通点が多すぎました。

「なんで私の婚約者のこと知ってるのよ!」「まさかあんた、私の婚約者を奪おうって魂胆じゃないでしょうね!?」と怒涛の勢いで元親友からメッセージが届きます。私は元親友の婚約者が幼なじみであることを話し、今日というめでたい日の雰囲気をぶち壊すつもりはないと伝えました。


しかし、元親友は相当動揺していたようです。私が大学時代のサークルメンバーを代表してスピーチ台に上がると、元親友は過去を暴露されると思ったのか暴れて、あろうことか私にワインをかけてきたのです!

「高校時代のことはもういいでしょ!彼氏を奪われたあんたが悪いんだから!」「何人もキープしてやっと選んだ人なの!やっとつかんだ玉の輿なんだから、私の幸せを奪わないでよ!」

その発言を聞いた幼なじみの顔は真っ青に。まさか、花嫁が私の元親友と同一人物だったとは思わなかったのでしょう。盛大に自爆した元幼なじみは、自分で結婚式を台無しにしてしまったのです。

その後――。

幼なじみと元親友の結婚式は中止になり、結婚自体も白紙に戻すことに。結婚式の後に籍を入れることにしていたのが、幼なじみにとっての不幸中の幸いでした。

今は落ち込んだ幼なじみをサークルメンバーみんなで励まそうと、いつもより多めの頻度で飲み会を開いています。


著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

ベビーカレンダー編集部

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