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イザという時の『水で流さない』トイレ 企業のアイデアに、目からウロコ!

  • 2024.8.29

災害はいつ起こるか分からないものです。そのため、日頃から地震や台風への備えをしておく必要があります。

今回は、ゴミ袋やポリ袋の製造・販売を手掛けている日本サニパック株式会社さんの公式アカウント(@sanipak_jp)が、X(旧Twitter)へ投稿して話題になった「災害時のトイレの注意事項」について紹介します。

いざという時のために知っておきたい知識がこちらです!

※下記の日付のリンクからX(旧Twitter)に移動します

サニパック(@sanipak_jp) 2024年8月9日

おはようございます。
地震で不安に思われてる方も多いかと思います。

災害時のトイレについて、みなさまの知識となれば幸いです。
(※新聞紙がないと言う方のお声もいくつかみられましたので→新聞紙の代わりに、雑誌などの紙類、猫砂やおむつでも可です)

災害時に困ることの一つに「トイレ」の問題があるでしょう。断水すればトイレの水は流せずに使えなくなってしまいます。

そんなときのために、「簡易トイレ」の作り方をご紹介します。

必要なものは、次の2つです。
・ゴミ袋:2枚(45Lが適していますが、なければ30Lでも可)
・新聞紙:数枚(なければ雑誌などの紙類の他、猫砂おむつでも可)

まずは、トイレの蓋と便座をあげ、便器にゴミ袋を1枚広げて被せます。便器にゴミ袋を被せておくことで、水漏れを防止できます。

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出典:サニパック(@sanipak_jp)さん

次に、便座をおろし、もう1枚のゴミ袋で便座をスッポリと覆うように被せます。こちらのゴミ袋が、用を足すための袋となります。

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出典:サニパック(@sanipak_jp)さん

最後に、新聞紙をちぎって便器に入れれば完成です。新聞紙には、水分を吸ったり、中身を見えにくくしたりする効果があります。

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出典:サニパック(@sanipak_jp)さん

用を足し終わったら、便座に被せたゴミ袋のみを外し、口を結んで捨てます

捨てる方法は自治体によって異なりますが、災害時に収集を行っていない場合は、案内があるまで自宅で保管しておかなくてはなりません。

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出典:サニパック(@sanipak_jp)さん

次に使うときのために、便座に新しくゴミ袋を被せ、新聞紙を入れれば、繰り返し利用できます

水が流せないと分かったら、誰かが使う前に簡易トイレを作っておくといいでしょう。

公式Webサイトの情報を見た方からは、「2番目に被せるゴミ袋は、中身が見えないように黒い袋にしている」「トイレ用の凝固剤があるとなお良い」「間違って水を流すノブをひねってしまわないように固定しておくのもおすすめ」というコメントも寄せられていました。

こちらの「簡易トイレ」には、サニパックさんの消臭ポリ袋「niowaina(ニオワイナ)」という消臭ゴミ袋を使っていますが、ご家庭にあるゴミ袋でももちろん作れますので、災害時にはぜひ役立ててくださいね。



取材協力:サニパック(@sanipak_jp)さん、(公式YouTube