1. トップ
  2. 現役ホステスが教える、「好き」と「依存」の違い

現役ホステスが教える、「好き」と「依存」の違い

  • 2024.9.18
undefined
出典:PIXTA

「好き」と「依存」は、似てるようで非なる感情です。

相手への強い思いは同じですが、感情の質や関係、お互いへの思いやりに大きな違いがあります。

今回は、年間1,000人以上の男女を接客し多くの恋愛相談に乗ってきた関西人ホステスMOMOが、勘違いしがちな「好き」と「依存」の違いについて解説します。

本日の質問

undefined

MOMOからのアドバイス

「相手が心配だから」「好きだから放っておけない」という人がたくさんいるけど、愛情なのか依存なのか違いが分からないことってあるよね。

「好き」と「依存」は異なるから、違いを知ることで自分の感情に気付きやすい。

勘違いしがちな「好き」と「依存」の違いは「感情の質」「選択の自由」「感情のバランス」の3つ。

それぞれ詳しく解説するね。

1. 感情の質

勘違いしがちな「好き」と「依存」の違いの1つ目は、感情の質。

「好き」は、ポジティブな感情や愛情があり、自分の意志で相手に魅力を感じること。

お互いに自立していて相手への肯定的な感情は「好き」といえる。

一方で、「依存」は失うことへの恐怖心や不安から出る感情。

相手がいないと不安になったり空虚感になったりするのは、依存といえる。

2. 選択の自由

勘違いしがちな「好き」と「依存」の違いの2つ目は、選択の自由。

「好き」は、相手を選んでお互いのためにならへんかったら離れることもできる関係。

お互いの幸せや価値観を重視し一緒にいることで幸せや喜びを感じられるなら一緒にいて、そうでなければ距離を置ける。

一方で、「依存」は自由を制限され相手のために自分を犠牲にすることが多く、息苦しく感じることも多い。

相手がいなければ安心できへんから、自由を与えず執着するのは束縛的な依存といえる。

3. 感情のバランス

勘違いしがちな「好き」と「依存」の違いの3つ目は、感情のバランス。

双方の感情のバランスがとれ、自分の生活にも相手の生活にも良い影響を与えるのが「好き」。

一方で、「依存」は感情が不安定になりやすく、相手への貢献が優先順位の一番になってしまう。

恋人に依存してしまうと、仕事や他の人間関係などの恋愛以外が疎かになってしまいやすい。

アドバイスまとめ

勘違いしがちな「好き」と「依存」には、次の3つがあります。

●感情の質

●選択の自由

●感情のバランス

より健全な関係を築くためにも、「好き」と「依存」の違いを知っておく必要があるのかもしれません。



文:MOMO/ライター
現在まで15年間ホステスとして働く関西在住のアラフォー女性。年間およそ1,000人以上のお客様を接客し、リアルな言動に触れている。柔和な雰囲気から年齢・性別問わず多くのお客様から恋愛相談を受け、アドバイスを送っている。ホステスの傍ら、ダンスの講師としても活躍中。
※記事内の写真はイメージです。