防災グッズの準備は完了していますか?最近の災害ニュースをきっかけに、備えの意識を高く持っている方も多いと思います。筆者も防災グッズを揃えるだけでなく、水や電気などライフラインが止まったときのことも考えるようになりました。
ネットで調べていたところ、炊飯器や鍋を使わずにご飯を炊く方法を発見!BBQなどアウトドアで実践していた方法ですが、災害で水やガスが止まっているときにも活用できるのではないでしょうか。
今回は、その方法を実際に試してご紹介していきます。
準備するものは?
使うものは、空き缶、アルミホイル、お米、水、缶切りです。
実践!
まずは空き缶の上部を缶切りで切ります。
後程アルミホイルで蓋をするのですが、そのときにアルミホイルが破れてしまうのを防ぐために、できるだけギザギザにならないように切るのがポイント。
切り口は手が当たるとケガをする恐れがあるので、取り扱いに注意しましょう!
お米をといだら、お米と同じ量の水を空き缶に入れます。
今回は350mlの空き缶を使ったので、お米の量は0.5合。1合炊きたい場合は500mlの空き缶が最適です!
※お米は乾燥した状態で1合約150g。一般的な計量カップで量る場合は1合180mlのところに合わせましょう。
次にアルミホイルで蓋をします。
中に入れた水が加熱後に沸騰したかを簡単に確認するために、アルミホイルは空き缶の内側に沿うように凹ませておきましょう。
このとき輪ゴムやテープでとめる必要はありません。
加熱していきます!
BBQの網の上やカセットコンロなど、“火”にかけて加熱します。今回は試しということで、ガスコンロを使用しています。
加熱し始めて少しすると、シューポコポコと音がしはじめました。これが沸騰したサイン!もしくはアルミホイルの中心部が膨らんでくると沸騰し始めたということです。
火加減によって違いはありますが、沸騰が始まってから3分~5分程加熱していきます。
実際にやってみるとアルミホイルが浮いてきてしまったので、今回は蓋が外れないよう菜箸でおさえて加熱を続けました。
シューやポコポコという音がしなくなったら火を消して、空き缶をひっくり返してお米を蒸らしていきます。
このときに加熱が足りなくてもし水が出てしまったら、出た分くらいの水を足して再加熱すれば問題ありません。
5分くらい蒸らして中を確認!きちんとご飯が炊けていました。
お茶碗に盛ってみました!
食べてみると、芯が残ることなくとてもおいしかったです。
空き缶を使って簡単にご飯が炊ける!
短時間で簡単にご飯が炊けてとても驚きました!
BBQなどアウトドアのときだけでなく、災害でも活用できるアイデアなので、チェックして試してみてくださいね。
※記事の内容は執筆時点の情報です。