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「期待しちゃう」「匂わせ」松村北斗"楠見"の娘の"意味深な一言"に反響続出 最終話『西園寺さんは家事をしない』

  • 2024.9.19

松本若菜さんが主演、SixTONES・松村北斗さんが共演するドラマ『西園寺さんは家事をしない』の最終話が、9月17日に放送された。楠見(松村)の娘・ルカ(倉田瑛茉)がいなくなり、楠見と西園寺(松本)が大パニック。そんな3人の偽家族の結末に、SNSで大きな反響が寄せられていた。

恐山さん=西園寺の母の告白にSNS「共感しかない」

ルカはなんと自分の意志で家出(with 横井/津田健次郎)し、懐いていた“恐山さん”こと家政婦の川口美代子(高畑淳子)の元に向かっていた。横井からの連絡もあり、ルカの後をつけていた楠見と西園寺は川口家を尋ねる。そこで“恐山”こと美代子が、西園寺の母であることが判明し…。

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火曜ドラマ『西園寺さんは家事をしない』最終話より (C)TBS

図らずも母・美代子と対峙した西園寺。母が家事育児が嫌で家を出て行ったのだと思っていたが、美代子は「家事も育児も嫌じゃない」と当時を振り返る。そして、「私が嫌だったのは、やりたいことをやらなくなった自分」と続けた。美代子は、やりたいことを我慢して無理をしていた結果、やりたいことがなくなってしまった。そんな時に現在の夫と出会い、やりたいことを反射的にダメだと思ってしまう自分に涙した。そんな涙がまだ出ることに安心し、西園寺家を出て行ったのだった。家を出る前に、家族に自分の気持ちを話さなかったことが唯一の後悔だと明かす。

SNSでは美代子の告白に「同じ母として共感しかなく号泣でした」「母と重なって切ない」「家族と話す、家族の話を聞くことが大事だと気付けた」と視聴者それぞれの目線で感動する声が相次いでいた。

母の気持ちを聞いた西園寺は、母に自分の気持ちを話せなくした、話を聞こうとしなかったのだと涙し、謝罪。別れ際に「会えてよかった」と言い涙をこらえる美代子の表情と、その言葉を聞く西園寺の表情も、「西園寺さんと、お母さん、そっくりだなあ」「また泣きそう」と反響を呼んでいた。

「好きな人と安心して食べて、眠って、暮らしたい」家族愛でつながった3人にSNS「尊い」

ルカが家出したのは、偽家族が終わってしまうものの、続くと嘘をつかれたことが原因だった。そんなルカに西園寺は嘘をついたことを謝罪し、嘘をついたのはルカと約束したにも関わらず楠見を好きになってしまったからだと明かす。ルカも西園寺のことは好きだが、亡き母・瑠衣(松井愛莉)が自分の中にいて、楠見が西園寺さんを好きであることには“ムー”っと(=胸がモヤモヤ)してしまう。だが、大好きな偽家族が終わってしまうことにも“ムー”っとしてしまい…。そんなルカの“ムー”を解消し、3人が一緒にいるために、西園寺と楠見は前例のない新たな形を模索し大迷走。

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火曜ドラマ『西園寺さんは家事をしない』最終話より (C)TBS

模索することで、場所や時代で“当然”と思われるものが違うということに気づく西園寺と楠見。だからこそ、もしもの時は“ワクワクする方に行けばいい”という西園寺らしい境地にたどり着く。そんな会話する西園寺と楠見の姿を見ていたルカは、2人の横に亡き母・瑠衣の姿を見る。心の中にいる瑠衣も、楠見や西園寺も、みんな笑顔で、ルカも自然と笑顔に。ルカのファンタジックな一幕と、西園寺が見た青空が、3人の自由なあり方を物語っているようで清々しく、SNSでは「幸せな気持ちになれた」「涙腺崩壊」「ワクワクする」と感動を呼んでいた。

そして、シルバニアファミリーたちを残して西園寺宅は空っぽになり、横井が「こども食堂」を開くことに。西園寺たちは“何か”を求めて出て行ったようで…。西園寺宅に手伝いに来た美代子に、「あの3人がここで過ごした数ヵ月が、生き方が、その答えだったんじゃないかって、僕はそう思ってます」と横井。

所変わって、楠見も空港で、“偽〇〇”という名前は「もういらないんじゃないですか? 僕たちはただ、好きな人と安心して食べて、眠って、暮らしたい、ただそれだけなんで」と話す。そんな言葉に、SNSでは「尊い」「温かい気持ちをありがとう」「これが家族愛なんだなと思えた」と感動の声があふれていた。

ラストでは、ルカがカメラ目線で意味深な一言を。この言葉にSNSは「See you soon, I hopeって言ったよね?」「次がある匂わせ…」「続編の予感」「待ってます」「期待しちゃう」と反響続出。西園寺ロスの視聴者の“ムー”も、少しは和らいだのかもしれない。


TBS系『西園寺さんは家事をしない』 毎週火曜22時

ライター:小松加奈
ライター/編集者。音楽・映画・ドラマ・アニメなどのエンタメ系を中心にインタビュー/レビュー/コラム記事などを手掛ける。

※記事内の情報は執筆時点の情報です