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「辛い」「不憫すぎる」二宮和也"渡海"の"壮絶な過去"に悲しみの声『ブラックペアンシーズン2』

  • 2024.9.12

二宮和也さんが主演を務める『ブラックペアン シーズン2』の第9話が9月8日放送された。幼少期から心臓に疾患があり、ついに倒れてしまった天城(二宮)を助けるため、佐伯(内野聖陽)が執刀、世良(竹内涼真)とともにオペを進める。しかし、助かるにはダイレクト・アナストモーシスと佐伯式を同時に行うしかない状況に…。そんななか、天城の双子の弟である渡海(二宮/2役)がオペ室に現れる!渡海たちが天城の命を救おうとする姿、そして、その後のジェットコースターのような波乱の展開に、視聴者の感情が揺さぶられていた。

天城の命を救えるのか? 奇跡の展開にSNS「胸アツ」

渡海が佐伯式を、佐伯が医療AI「エルカノ」を用いたダイレクト・アナストモーシスで、天城の同時手術を実施することに。前代未聞の奇跡の手術が行われる展開に、SNSでは「激アツすぎる」「渡海先生と世良先生のやり取りがエモい」「渡海先生の相変わらずかっこいい」と反響続出。

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日曜劇場『ブラックペアン シーズン2』第9話より (C)TBS

一命をとりとめ目を覚ました天城に、世良は渡海から預かったという青の車のおもちゃを渡す。それは渡海が天城と離れ離れになる前の3歳の誕生日に、実の両親からもらった天城が持つ黄色の車のおもちゃとおそろいのプレゼントだった。SNSでは「(渡海が)おもちゃの車を残していくところが可愛かった」「渡海先生が車のおもちゃを持っていたことに泣いた」「渡海先生も天城先生も車のおもちゃ大事にとってるの尊い」と兄弟の絆を感じて感動する声が多く寄せられた。

「辛すぎる」ダイレクト・アナストモーシス、二者択一に秘められた天城の悲しい過去

回復した天城は佐伯に指示され、国際外科学会でダイレクト・アナストモーシスの公開手術を行うことに。そんななか、天城は佐伯に“ブラックペアンの約束”について問う。天城の育ての父・司(大和田伸也)は息を引き取る前、天城に「ブラックペアンの約束は破られた」と告げていたのだ。

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日曜劇場『ブラックペアン シーズン2』第9話より (C)TBS

父が生前、天城は危険な術式であるダイレクト・アナストモーシスの論文を見てしまうも、父の手により封印されていた。しかし、天城は、遺品から論文を発見。そこには「徳永(井上肇)の手術ができるのは雪彦だけだ」というメモもあり…。天城は、東城大で8年前の徳永の手術記録を探していたが、なぜか渡海の家にあった。疑惑の手術記録を見た天城は、その手術が失敗だったのではと推測し、それを父になすりつけたのではないかと佐伯を問い詰める。そして、世良との連携で徳永の居場所を突き止めた天城は、公開手術を行うことに。

公開手術前、天城は世良にダイレクト・アナストモーシスをするようになったきっかけを明かす。天城は育ての母の狭心症の手術を行うも、絶体絶命の状況になりダイレクト・アナストモーシスを実施。だが、悪性高熱症が起こり、母の命は奪われてしまう。手術の日、母が運が悪いと手術を延期したがっていたこともあってか、以来、天城は不運な事故に立ち合いたくないと、患者にシャンス・サンプル(二者択一)を行うようになったのだった。天城が明かした壮絶な過去に、SNSでは「辛い」「あまりにも哀しい」「不憫すぎる」と悲痛な声があふれていた。

そして、徳永の公開手術が始まるが、母と同じ悪性高熱症の症状が…! SNSでは、天城が置かれた過酷な状況に「母のオペの悪夢と同じ状況で苦しむ姿が辛すぎる」「心苦しい」「これ以上天城先生が苦しめられるなんて、耐えられません!!」という声が。彼が手術前に行ったシャンス・サンプルの結果が気にならずにはいられない。

一方、国際外科学会と東城大病院の病院長選挙の日が重なり、佐伯は国際外科学会での公開手術を見守ることに。佐伯が不在の選挙会場では、佐伯の緑内障のことが暴露され、大混乱に…!

そして次回はいよいよ最終回。公開手術で窮地に立たされた天城、混乱した病院長選挙…。波乱の展開に突入する中、運命に翻弄されてきた天城にどんな結末を待つのか? そしてブラックペアンの約束とは…? 25分拡大で描かれるボリューム大の最終回に注目したい。


TBS系 日曜劇場『ブラックペアン シーズン2』 毎週日曜よる9時

ライター:小松加奈
ライター/編集者。音楽・映画・ドラマ・アニメなどのエンタメ系を中心にインタビュー/レビュー/コラム記事などを手掛ける。

※記事内の情報は執筆時点の情報です