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「興奮するのわかる」放送時のコメント最多シーンに大反響! キャラの覚醒に「対比が上手すぎ」【推しの子】19話

  • 2024.9.2

現在放送中のTVアニメ『【推しの子】』第2期にて、鳴嶋メルトや黒川あかねが舞台「東京ブレイド」を通して次々に覚醒。そんななか、演技に強いこだわりと情熱を持っているにもかかわらず過去に縛られているのが有馬かなだ。彼女は自分を抑え、周りの役者を立てる黒子に徹していた。しかし、第19話では有馬のまばゆい“スターの演技”が披露された。

アクアに惚れ直す有馬

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(C)赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社・【推しの子】製作委員会

あかねの演技がノリにノっているのを見て、舞台の主役であり天才役者・姫川大輝ですら台本を再確認し始める。そして、姫川は舞台裏で打ち合わせした後、有馬に全振りのアドリブを入れた。

動揺する有馬だが、そばにいた星野アクアが有馬の頬を手でむぎゅっと掴みアドリブで対応。この“むぎゅ”シーンはABEMAのコメント最多シーンTOP3の第1位に選ばれており、多くの視聴者の心も掴んだようだ。アクアが意外に演技の受けが上手いと分かった有馬は、舞台における“調整役”を自分だけがしなくてもいいと感じ始める。

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(C)赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社・【推しの子】製作委員会

「裏方は俺に任せろ」「やりたい演技やれよ、有馬かな」アクアがそう言うと、バックにこれまでの2人を象徴するようなシーンが映し出された。流れる場面に共通するのは、有馬がアクアに恋愛感情を抱いた瞬間だということ。有馬がアクアに想いを寄せる理由がこの場面に詰まっているのだ。

この瞬間、きっと有馬はアクアに惚れ直したのだろう。「あんたは人をひっかき回すの得意よね」という彼女のセリフからは、芝居だけでなく自分の心もアクアによって動かされていると分かる。まるで少女漫画のワンシーンのような、ピュアで甘酸っぱい演出だ。

有馬の覚醒にあかね大興奮!

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(C)赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社・【推しの子】製作委員会

大人たちや母のために裏方の芝居をする有馬。だが、照明役のような立ち回りの演技をする彼女をアクアはライトで照らす。有馬のやりたい芝居が見てみたいと芝居で語るアクアに、有馬はついに吹っ切れた。「あんたはいつも私を変にさせる!」そう言う有馬の眼にはキラキラの星がいくつも輝いており、まばゆい光が彼女を包み込んだ。

生き生きと演技をし始めた有馬は、これまでとは違い心の底から楽しそうだ。覚醒した有馬の姿を見て、彼女の昔からのファンであるあかねの興奮は止まらない。

「かなちゃん、かなちゃん、有馬かな!」あかねの眼はハートマークになり、心拍数は急上昇。最後にフルネーム呼びに変わっているところから、大きすぎる愛を持ったオタク特有の性質を感じる。

有馬にドキドキが抑えきれないあかねに対してSNSでは「あかねの幸福感が天井ぶち抜き」「推しの本気に興奮するのわかる」「限界オタクっぷりが最高」と大きな反響が。

演技を“楽しまない”ようにするアクアの苦しみ

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(C)赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社・【推しの子】製作委員会

一方、楽しそうに演技をする有馬やあかねを羨ましく思うアクア。彼はパニック障害を抱えており、パニックを引き起こすトリガーは“罪悪感”だった。演技を楽しむことに罪悪感を感じるアクアの根幹には、母・星野アイの死が深く関わっている。演技を楽しむことを禁じたアクアの苦しさは計り知れない。

第19話についてSNSでは「有馬回でもあるしアクア回でもあった」「キャラクターの対比が上手すぎ」「サブタイトルが有馬とアクアのダブルミーニングになってる」「アクアのドス黒い感情が伝わってきた」との声が。

姫川や有馬、あかねを食うような演技をして評価を得たいアクアは、今もアイの復讐しか眼中にない。ただ気がかりなのは、アクアのトリガーが発動してしまったときだ。役者の才能がある彼は、いつまで演技を楽しむことを抑え続けられるのだろうか。

【推しの子】
ABEMAでは『【推しの子】』第2期を毎週水曜夜11時より地上波同時・無料最速で配信。
放送後1週間、最新話を無料で視聴できる。
[番組URL]https://abema.tv/video/title/25-240?s=25-240_s2&eg=25-240_eg0
【(C)赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社・【推しの子】製作委員会】


ライター:まわる まがり
主にアニメについての記事を書くライター。コラムや映画の作品評、マンガのレビューを手がける。X:@kaku_magari