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【MLB】メジャー“最速男”は誰だ 公式「スプリントスピード」ランキング、最下位には日本行きが噂のスラッガーも

  • 2024.7.2
ロイヤルズのボビー・ウィットJr.(C)ロイター/USA TODAY Sports
SPREAD : ロイヤルズのボビー・ウィットJr.(C)ロイター/USA TODAY Sports

メジャーリーグは1日(日本時間2日)現在、各球団80試合前後を消化。レギュラーシーズンの折り返し地点を迎えている。近年では従来の各種成績に加え、選手たちの能力を測る様々なデータにも強い関心が集まっている。
ここでは、メジャーリーガーたちの「走力」に注目してみたい。

■「次世代のスター候補」がナンバーワンに

MLBの公式データページ『Baseball Savant』で、選手の走力を示す指標「スプリントスピード」を掘り下げてみる。「スプリントスピード」とは、MLBのデータ解析システム「スタットキャスト」によって2017年に導入された指標で、選手が“もっとも速く走る1秒間”の速度を測定したもの。ホームランを除く2塁打以上の走塁であったり、いくつかの条件をクリアした適切な走塁の上位およそ2/3の平均値とされている。
1日(同2日)現在、今季の「スプリントスピード」でメジャートップに立つのがボビー・ウィットJr.内野手(ロイヤルズ)の「30.5フィート/秒」。秒速およそ9.3メートルにあたる。2022年にメジャー初昇格を果たすと、いきなり20本塁打30盗塁を記録した俊足強打のスーパースター候補だ。今季もすでにリーグ2位の22盗塁、打率.312で首位打者争いを演じている。
トップ10を見ていくと、日本でも徐々に知名度が高まってきた“怪物”エリー・デラクルーズ内野手(レッズ)が「30.1フィート/秒」で3位タイにランクイン。昨季は「30.5フィート/秒」を計測し、ウィットJr.とともにナンバーワンに立っている。日本選手では鈴木誠也外野手が「28.5フィート/秒」、大谷翔平投手が「28.0フィート/秒」で80位から100位圏内に入っている。大谷は一塁までの平均タイムが「4.13秒」で、こちらはメジャー全体でも9位と“爆発力”はトップクラスだ。
また、現在測定の条件を満たした選手の中で最下位に位置するのがマイク・フォード内野手(レッズ)の「22.8フィート/秒」。横浜DeNAベイスターズの“獲得候補”としても名前が挙がる、左の強打者がもっとも足が遅い選手に。パワフルな打撃が魅力のスラッガーとして知られている。

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