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ワンオペを嘆く私に「みんな通る道よ」と冷たい義母→「実は」義父が教えてくれた義母の本心に驚愕…!

  • 2024.7.2
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息子2人を年子で産み、育児に追われる毎日。実母には持病があり、なかなか手助けを頼めませんでした。ワンオペでいっぱいいっぱいになってしまった私は、義母に助けを求めましたが、義母には大変さをわかってはもらえませんでした。しかし、義父の言葉で義母の本心がわかって――!?

私だって大変だった

夫を含め、3人の息子を育てた義母。母親としてのしんどさをわかってくれるだろうと思っていましたが、義母の反応は予想とはまったく異なるものでした。

「私もひとりで大変だった」

「みんなが通る道よ」

「できるかじゃない。やるのよ」

そう言い放たれた私は、それ以上助けを求めることはできませんでした。それ以来、義母に手助けを頼むことをあきらめた私。自然と子どもたちの様子を伝えることも減ってしまったのです。


そして、三男を出産後――。

義両親が三男を見るために、わが家へやってきました。

義父が三男を抱っこしながら「こんなにかわいい孫を3人も産んでくれてありがとう!」と私にお礼を言ったのです。

続けて、「私は仕事ばかりで、妻にはとても苦労させてしまった」「甘え方も忘れさせて、孤独にしてしまった」「でも妻は、孫はもちろん、家族みんなを大切に思っている。どうか覚えておいてください」と言った義父。

義母は「そんなこと言わなくていいのに……」と言っていましたが、そのときようやく私は理解できたのです。義母はひたすら義父を信じて、頑張り続けてきた人なんだと。助けを求めたときに返された「できるかじゃない。やるのよ」という言葉も、私を励ますためのものだったのだと、納得できました。

それからは、義母への連絡頻度を増やし、息子たちの様子を伝えるようにしました。次第に、義母も子育てのアドバイスをくれたり、息子たちを預かってくれたりするようになりました。

息子たちは大きくなりましたが、すっかりおばあちゃん子です。あのときの義父の言葉がなければ、こんなに良い関係は築けなかったと思っています。

イラスト/ふくふく


著者:雨野風子


監修者・著者:助産師 松田玲子

医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。

ベビーカレンダー編集部

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