ストレスが強い時に変わろうとしていない!?　痩せたいのに痩せられない「5つの思考」と解決策

ダイエットと心理的抵抗の関係について。

痩せることへの障害となる5つの考え方

①0か100思考

「痩せよう！ と決意した瞬間から、すぐに結果が出ないと諦めてしまうような0か100思考を持っている場合、結果だけに焦点を当てているので、すぐに思った通りの結果が出ないことへガッカリし、行動をやめ、諦めてしまいます。そしてそれを失敗、挫折、と思い、何度かこのようなパターンを繰り返すことで、『自分はいつもうまくいかない、結果が出ない』という思考回路になります」

②モチベーションを上げようとして理想の体を見る

「どんな時も“本当に”あなたのモチベーションになっているなら、理想の体を見て自分もそうなろうと努力することは良いことです。しかし問題なのは、その人と自分を比較し始めることです。他の人の体型や体重、食べているものはその人に効果のあるもので、あなたとは違う可能性があります。他者を見ることはやる気を起こさせていいことのように見えるかもしれませんが、そこに比較がはじまると、劣等感や否定的な感情が生み出されます。体には代謝能力や環境、年齢、など食べること、運動すること以外に他の要因が含まれていることを忘れないで」

③ネガティブなボディイメージ

「ネガティブなボディイメージ、コンプレックスを持っていることが、痩せることへの心理的妨げになっていることもあります。自分の体を恥ずかしく思い、容姿に対する批判をし続けると、極端なダイエットや食事制限、過剰な運動など、自分にプレッシャーを与えることが強くなります。強いプレッシャーは長期的に行うことを妨げ、挫折しやすくさせます」

④ストレスが強い時に変わろうとする

「忙しい日々を送っていたり、やりたいことではなく、やるべきことに追われている生活を送っている時、ストレスから一時的に逃げる方法として食べ物を使うことはよくあることです。一人の時間がない、自分を表現できていないことへのストレスから感情的に心を癒す食事としてカロリーや脂質の多い食べ物を食べたり、お菓子、アルコールを摂取したくなります。このような場合、食べ物、運動だけではない根本のストレスになっている事に対するアプローチが必要となります」

⑤変わることへの恐怖

「意外に思うかもしれませんが、潜在的に“変わることが怖い”と感じていることがあります。変わりたいという願望と、将来の未知なる恐怖から葛藤が生まれ、痩せたいと言いつつも、実は痩せたくない、という混乱した心理を生み出します。うまくいくこと、成功することを受け入れられない、変化する恐れ、うまくいってもそれを維持し続けられるか心配、という心理から、このままでいた方が安全だと思っている場合があります」

考え方を変えましょう！

「まず、もしあなたがこのような心理を持っていたとしても、それは当たり前であるということを知っておいてください。誰もが一度うまくいかない経験をすると、次の行動には勇気が必要になります。また、まだ見たこともない未来を信じて行動することは不安なことです。でもどんな人でも理想の自分になるために新たな一歩を踏み出せます！」

簡単な成功の4つのステップで進みましょう！

ステップ①目標の確認 自分のなりたい体型、理想とする数値の背後にある、理由を考えてみましょう。ただ痩せたい、ではなくお気に入りのスカートを履きたいのかもしれません。

ステップ②他者ではなく自分に集中する0か100、完璧を目指すのではなく、進捗を大切にしてください。誰かを見て不安になるなら、見るのをお休みしましょう。

ステップ③自分に思いやりを持つ お風呂上がりに自分の裸を見て微笑んでみましょう。粗探しではなく、今日も病気なく働いてくれた体に感謝も伝えましょう。

ステップ④自分のお気に入りを持つ食べると気分が良くなるお気に入りの食べ物（ケーキ等ではなく、健康的だと感じさせるもの）、気楽にできる運動を見つけてください。それはあなただけのお気に入りです！

まとめ

「本当の成功とは、痩せる、目標体重になることではなく、あなたの不調が改善され、疲れやすいのではなく、毎日エネルギッシュに過ごしてより健康で幸せな生活が当たり前になることです。小さな一歩が未来への大きな一歩です！ ただ食べる、運動するだけでなく、自分に深い思いやりを持つことにより、自信を持って前に進むことができるようになりますよ」