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与田祐希“リコ”、遺品のプラモデルを組み立て亡き祖父の知らなかった顔を発見<量産型リコ -最後のプラモ女子の人生組み立て記->

  • 2024.7.2
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木ドラ24「量産型リコ -最後のプラモ女子の人生組み立て記-」第1話より (C)「量産型リコ」製作委員会2024 (C)創通・サンライズ
木ドラ24「量産型リコ -最後のプラモ女子の人生組み立て記-」第1話より (C)「量産型リコ」製作委員会2024 (C)創通・サンライズ

【写真】実家でプラモデルを発見するリコ](与田祐希)

乃木坂46・与田祐希が主演を務める木ドラ24「量産型リコ -最後のプラモ女子の人生組み立て記-」(毎週木曜深夜0:30-1:00ほか、テレ東系ほか/Leminoにて配信)の第1話「別れと出会い」が6月27日に放送。祖父の遺品の中から出てきた“作りかけのプラモデル”を完成させるべく、リコ(与田)は「矢島模型店」に向かった。(以下、ネタバレを含みます)

シリーズ3作目にして最終章のテーマは「家族」

2022年7月期に与田が地上波連続ドラマ初主演を務めた「量産型リコ-プラモ女子の人生組み立て記-」が、そして翌2023年7月期に“もう1つの世界”を描いた「量産型リコ-もう一人のプラモ女子の人生組み立て記-」が放送された同シリーズ。

今回、シリーズ3作目にして最終章となる「量産型リコ」が再々始動。今回のテーマは“家族”。祖父の死をきっかけに実家に帰ってきた主人公・小向璃子(リコ)とその家族のひと夏を描いたホビー・ヒューマンドラマとなっている。

なじみのキャストと新たなキャストがリコの物語を彩る

しっかり者の小向家の長女・侑美役を市川由衣、甘え上手な末っ子・香絵役を佐月絵美、優しい性格で心配性な父・浩一郎役を矢柴俊博、アイドルの沼にはまっている母・由里香役を浅香唯、家族全員のことが大好きな優しいおじいちゃん・仁役を森下能幸が務める。

また、3シリーズを通して共通の存在であるプラモデル店「矢島模型店」の店主“やっさん”こと矢島一役は田中要一が続投。アルバイト・アオ役の石田悠佳(LINKL PLANET)も前作に引き続き出演する。

故郷の模型店で初めてのプラモデル組み立てに挑戦

リコは、東京で派遣の仕事をしている25歳。祖父が亡くなったという連絡を受けて、故郷に帰ってきた。家族全員が揃うのは4年ぶり。“おじいちゃんっ子”だったリコだが、「優しかった」というくらいの思い出しかなく、亡くなったことを実感していないのか、それほど悲しみも感じていなかった。

遺品の中にプラモデルがあり、箱を開けるとどうやら作りかけだったようで、ロボットの片脚以外は手が付けられてなかった。リコは祖父が生前に通っていた「矢島模型店」にそれを持っていき、組み立ててもらって完成させようと思ったが、店主のやっさんとアルバイトのアオに導かれ、初めてプラモデルを組み立てることに。

「でも、おじいちゃん、なんでこれを作ろうと思ったんだろ?」

リコが初めて組み立てることになったプラモデルはアニメ「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」に登場する“ガンダム・バルバトス”。「まだこの子がどんな子なのか全然知らなくて。それは失礼かなって」と、どんな作品なのか知りたいと言うリコに、やっさんは「鉄血のオルフェンズ」の作品とストーリーを解説。

そして「ご開帳!」の掛け声で箱を開け、リコはやっさんとアオからレクチャーを受けながら、パーツを切り離し、組み立てていく。「でも、おじいちゃん、なんでこれを作ろうと思ったんだろう?」という疑問を口にしたリコに向けて、「ガンダムシリーズの中でも家族をテーマにした物語だ」とやっさんが話し、アオが「いつも皆さんの話をしていました」と祖父がリコたち家族のことを話していたことを伝えた。

「私、おじいちゃんのこと私の中の思い出だけで留めてました」

アオが祖父のことを「お茶目」と言い、やっさんは「情熱家」だと言う。その言葉に、リコは祖父の知らない顔を知ったような気がした。そして、「私、おじいちゃんのこと私の中の思い出だけで留めてました」と祖父のことを改めて思い返した。

祖父の知らなかった顔を知ったリコは、祖父の意志を継ぐかのように、黙々とプラモデルを組み立てていく。「ねぇ、次はどうしたらいい?」と、やっさんにリコがかけた言葉に、やっさんとアオが敏感に反応し振り返った。それは、「鉄血のオルフェンズ」の主人公の三日月・オーガスが団長のオルガ・イツカに投げかけた言葉と同じだったからだ。そんなふうにアニメへのオマージュが盛り込まれているのも本作の特徴であり、魅力にもなっている。

プラモデルが完成し、リコは箱のイラストを見て、外から砂を持ってきてプラモデルにそれを投げかけた。アオは「野生的ですごいです」と絶賛。やっさんも感心した様子。

ガンダム・バルバトスの顔をじっくりと見ながら、「なんか笑ってます。最初はただの顔だったのに今は笑ってます」とリコは感じた変化を伝えた。

やっさんが「プラモデルは量産されたパーツが組み上がっていくことで、そこに命が吹き込まれていくんだ」とリコが感じた変化の理由を伝えると、リコは「ギブバース! 命が吹き込まれたんで、生命誕生的な」と返し、3人で改めて「ギブバース!」と唱えた。

祖父の葬儀が終わった後もしばらく故郷に残ることを決めたリコ。矢島模型店でこれからどんなプラモデルを組みてていくのか、家族たちとどんなドラマを展開していくのか楽しみだ。

◆文=ザテレビジョンドラマ部

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