1. トップ
  2. ライフスタイル
  3. 産後、不安定だった私。夫の検索履歴を見て動転…夫にやさしくなれたワケとは?

産後、不安定だった私。夫の検索履歴を見て動転…夫にやさしくなれたワケとは?

  • 2024.7.2
  • 10577 views

産後、ホルモンバランスの乱れによって、女性は精神状態が不安定になることがあります。過ぎてしまえば笑い話ですが、その真っ只中はささいなことでも気になってしまうのです。今思えばなんてことのない話なのですがーー。

恐るべし、ガルガル期!

産後、いわゆる「ガルガル期」だった私。「ガルガル期」とは、産後のホルモンバランスの乱れや慣れない育児によって精神状態が不安定になる時期のこと。ささいなことでも怒ってしまったり、感情的になってしまったりするのです。

当時、私は赤ちゃんのお世話でいっぱいいっぱい。ふとした瞬間に夫がした「野球の素振りの動作」がカチンときて、自分でもびっくりするくらい夫を責めてしまいました。

そんな私に夫はポカンとするばかり……。自分の何がダメだったのか、わからなくて当たり前です。

あれこれと夫を責めているうちにだんだんと冷静になった私。「夫の素振りにキレている自分」がおかしくなって、笑ってしまいました。夫には「ごめん! 今のはないよね!」と謝ったのでした。

産後はこんなにも自分で自分がわからなくなるのですね。

夫にやさしくなれたワケ

本人すらコントロールできないガルガル期のメンタル。パパには受け止めてもらうしかありません。

あるとき、夫婦共用のパソコンの検索履歴に「ガルガル期」というキーワードを見つけました。

ガルガル期は仕方がないものですが、それを見た瞬間、罪悪感に苛まれた私……。「妻に何が起きているのか」「いつ終わるのか」、夫にそんな検索をさせるほど私は不安定だったのだと実感しました。
産後の不安定さはあったものの、それを見た私は、少し夫にやさしくなれたのでした。


このお話は、ベビーカレンダー公式インフルエンサー「ベビカレメイト」のママと実施した座談会でお話しいただいた体験談です。


監修者・著者:助産師 松田玲子

医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。

ベビーカレンダー編集部

元記事で読む
の記事をもっとみる