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大人が意外と解けない算数 「4+(6-1)×7÷5」正しく解ける?

  • 2024.8.26
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小学生の頃にたくさん計算問題を解いたことがあっても、大人になったら意外と解き方を忘れている、なんてことはよくある話です。

今回はカッコを使った計算問題に挑戦して計算のやり方を思い出していきましょう。

大人になってからの計算問題は意外と楽しいかもしれませんよ。

問題

次の計算をしなさい。
4+(6-1)×7÷5

計算順序が問題攻略の鍵です。

解説

この問題の答えは「11」です。カッコがついているので、正しい計算順序を振り返りましょう。

計算順序(カッコがある場合)
・まずはじめにカッコの中を計算する。
・次に掛け算、割り算を計算する。
・最後に足し算、引き算を計算して答えを出す。
※カッコの中を計算するときも掛け算・割り算→足し算・引き算の順で計算する。

この基本の計算順序にのっとって計算を進めてみましょう。

カッコがついているので、まずはカッコの中を計算します。

6-1=5

次に掛け算・割り算を計算しますが、該当するのは(6-1)×7÷5の部分ですが、カッコの計算は終わっているので5×7÷5と変形出来ます。

5×7÷5
=35÷5
=7

ちなみにこの部分は、掛け算に直してから計算順序を少し入れ替えると、もっと計算しやすくなります。

5×7÷5
=5×7×(1/5)
=5×(1/5)×7
=1×7
=7

意識して1を作ることができると、その先の計算もしやすくなりますね。

ここまで進めれば、残りは足し算だけですね。

4+(6-1)×7÷5
=4+5×7÷5
=4+7
=11

カッコの中を先に計算することが出来たとしても、その後の計算で間違えてしまうこともあります。

4+(6-1)×7÷5
=4+5×7÷5
=9×7÷5
=63÷5
=12.6

これがよくある間違いなのですが、上から3つ目の式で、計算順序の掛け算・割り算→足し算・引き算を無視してしまっていますね。4+5を先に計算してしまっています。

まとめ

最後のよくある間違いは本当によくあるので、皆さん必ず注意してくださいね。

※当メディアでご紹介する数学関連記事において、複数の解法を持つものもございます。 あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。


文(編集):うおうお

監修:堀口智之(ほりぐち ともゆき)

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和から株式会社代表取締役
大人のための数学教室「和」(なごみ) 創業者
大人の数トレ教室 代表
一般社団法人ビジネス数学協会 理事

2010年に、日本で初めて「社会人専門の数学教室」を創業。講師40名、累計受講者20,000人を超えるほどに成長。日本最大級数学イベント「ロマンティック数学ナイト」の企画・創設。延べ10万人以上が参加。2022年に、youtube「大人の数トレチャンネル」を本格稼働を開始。約1年でチャンネル登録者数4万人を超えるまで成長。


四則演算の問題にもう一問挑戦!

あなたは間違えずに計算できる?「5+(9−4)×6÷3」→正しく計算できる?
あなたは間違えずに計算できる?「5+(9−4)×6÷3」→正しく計算できる?