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大人が意外と解けない算数 (−7)−(−6)+(−2)

  • 2024.8.24
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皆さんはマイナスの数の計算方法を覚えていますか?

中学校で初めて習う数学で一番はじめにつまずいた記憶もあるのではないでしょうか。

今回はマイナスを含む計算のやり方をしっかり思い出していきましょう。

問題

次の計算をしなさい。
(-7)-(-6)+(-2)

カッコの前についている符号に注目しましょう。

解説

この問題の答えは「-3」です。カッコを外す式変形を復習します。

カッコの外し方
・カッコの前にあるのが「プラス」のとき、カッコの中の符号はそのまま。
・カッコの前にあるのが「マイナス」のとき、カッコの中の符号を逆にする。

この方法に基づいて、まずはカッコを外してみましょう。

(-7)-(-6)+(-2)
=-7+6-2

この操作がカッコを含む計算問題では最も重要なものになります。逆にいうと、ここまでできればあとの計算は簡単です。

-7+6-2
=-1-2
=-3

この計算では数直線をイメージすると解きやすくなります。-の場合は左側へ、+の場合は右側へ移動させることで答えを求めることができます。

また、計算順序を入れ替えることで考えやすくするという方法もあります。

-7+6-2
=-7-2+6
=-9+6
=-3

計算する行は増えてしまいましたが、マイナスとプラスをしっかり区別することで考えやすくなります。

まとめ

マイナスの計算は大人になってから見直してみると意外とすんなり理解できますね。

※当メディアでご紹介する数学関連記事において、複数の解法を持つものもございます。 あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。


文(編集):うおうお


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