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あなたは間違えずに計算できる?!「−6+(−6)+(−6)+(−6)」

  • 2024.8.20
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皆さんは中学校で習ったマイナスの数の計算を覚えていますか?

プラスの数のみの場合の式と比べて、なんだか複雑だったような気がしますね。

今回はそんなマイナスの計算に挑戦します。式の構成に注目した、少し楽な計算方法も復習してみましょう。

問題

次の計算をしなさい。
−6+(−6)+(−6)+(−6)

−6だけで構成された足し算ですね。

解説

この問題の答えは「−24」です。

マイナスの数にマイナスの数を足す計算はどうなるのか、をしっかりと思い出していきましょう。

(マイナス)+(マイナス)の計算方法
・答えの符号はマイナスのまま
・答えの数は数同士の足し算の結果
例:(−2)+(−3)=−5

この方法で計算を進めていきましょう。

−6+(−6)+(−6)+(−6)
=−12+(−6)+(−6)
=−18+(−6)
=−24

これで正しい答えを出すことができましたが、次に別の方法を試してみます。

今回の問題のように同じ数の足し算でしか使えない方法ですが、掛け算を利用します。

掛け算というものは同じものを何回か足している、ということを表しているものでした。

この性質を利用して、足し算を掛け算に直して計算します。

例えば、2+2+2+2という式は、左から足し算をして8を求めることができます。

しかし、これを2×4=8という掛け算に直して計算することもできますね。

同じようにして今回の問題の式も掛け算に直してみます。−6が四回足されているので、

−6×4=−24

と計算することができます。

まとめ

足し算を掛け算に直す計算方法は、足されているものの数が多ければ多いほど効果を発揮します。

※当メディアでご紹介する数学関連記事において、複数の解法を持つものもございます。 あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。


文(編集):うおうお
数学の教員免許を活かし、個別指導・集団指導の学習塾で主に数学の講師として小学生から高校生までを指導。現在は民間学童保育所で放課後児童支援員として勤務しながらフリーランスで受験指導もしている。日々、小学生の宿題指導を通して算数の魅力を深掘りし楽しく伝えている。


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