「何に見える？」あなたの“辛口度”がわかる心理テスト

2024.9.20

毒舌とは違い、辛口な人は思ったことをズバズバ言ったり、人が遠慮するようなことも話してしまったりするようです。正直でオブラートに包まないところは相手に伝わりやすいですが、傷ついてしまう人もいるのではないでしょうか。あなたも普段何気なく話している内容が辛口かもしれませんよ。そこで今回は、あなたの“辛口度”を心理テストで探ってみましょう。

図形が何に見えますか？直感でお答えください。

1.ジャケット

2.肺

3.犬

4.2羽の鳥

1.ジャケットに見えた人は「辛口度40%」

図形がジャケットに見えた人は、辛口度が40%とやや低めかもしれません。あなたは普段穏やかですが、感情の波が激しく態度に出やすいのではないでしょうか。イライラしてしまうと気を遣うことができず、つい言いすぎてしまったり、相手を言い負かそうとしてしまったりするかもしれません。

ジャケットに見えたことは、ストレスを抑え込んでいるところが表れています。疲労や気疲れを誤魔化し、頑張り続けてストレスを溜め込んでいるのではないでしょうか。上手く発散できずに行動の一つ一つがキツイ態度になっているかもしれません。

間違ったことは言っていないという言い訳を自分にして、相手を傷つけるような言い方でストレスを発散しているのではないでしょうか。こうした発散方法では結局誰も幸福にはなれないので、自分のストレスと向き合っていくことが必要でしょう。上手く気持ちを落ち着かせ、人間関係を円滑にすることで、ストレス自体を減らせると良いのではないでしょうか。

2.肺に見えた人は「辛口度20%」

図形が肺に見えた人は、辛口度が20%と低めかもしれません。あなたは辛口というよりも、自分の表現によって相手を傷つけていないか心配になるのではないでしょうか。自己主張して伝えることを避け、どうしても言わないといけないときには、あなた自身が悩み苦しんでしまうのかもしれません。

肺に見えたことは、小心者なところが表れています。単純に人を傷つけることが怖いと思い、悩んでしまうことが多いのではないでしょうか。もしかしたら、あなた自身が人から言われたことで傷ついた経験があるのかもしれません。

現実的に人を傷つけない生き方は難しく、人によっては傷つけていないか心配されること自体を不快に思うことがあるかもしれません。傷つけないように人間関係を避けるのではなく、傷つけた後にどうフォローをするかを考える方が建設的かもしれません。優しいからこそいろいろ心配してしまうことも含めて、しっかり伝えていけばきっと相手にもその優しさが伝わるのではないでしょうか。

3.犬に見えた人は「辛口度60%」

図形が犬に見えた人は、辛口度が60%とやや高めかもしれません。あなたは周りの人と比べて優秀で、物事が良く見えてしまうのではないでしょうか。「もっとこうしたら良いのに…」という思いに気づいてしまい、口うるさくなってしまうのかもしれません。

犬に見えたことは、冷静で落ち着いたところが表れています。視野が広くいろいろなことに気がついて考えることができるので、ちょっとしたことに疑問を抱きやすいのではないでしょうか。気になってポロっと言ってしまう一言が、相手の逆鱗に触れてしまう経験も少なくないかもしれません。

あなたの気づきや助言は、相手を助けるものであるからこそ、もっと気を遣う必要があるかもしれません。良かれと思ったアドバイスが相手を否定することに繋がることもあるので、伝え方を工夫してみてはいかがでしょうか。せっかくの話が辛口な言い方で無駄にならなければ、もっとあなたは評価されるかもしれません。

4.2羽の鳥に見えた人は「辛口度80%」

図形が2羽の鳥に見えた人は、辛口度が80%と高めかもしれません。あなたは物言いがストレートになりすぎてしまい、辛辣な伝え方をしてしまうのではないでしょうか。悪気があったり、相手を傷つけようとしていたりするわけではなく、思ったことを口に出しやすいのかもしれません。

2羽の鳥に見えたことは、自他の境界が曖昧なところが表れています。自分の考えていることは他人も同様に理解していると思っているのではないでしょうか。自分がわかりやすく言われた方が楽だからと、相手にも同じように気遣いをせずに物事を伝えてしまうのかもしれません。

あなたは善意のつもりで助言やアドバイスをしているのかもしれませんが、相手は責められているように感じているのではないでしょうか。根が優しく相手のことを考えられるからこそ、言い方を工夫するだけでもっと人に好かれやすくなるかもしれません。直接相手に伝える前に、信頼できる人に伝えたい内容を添削してもらうなどして、ワンクッション置いてみてはいかがでしょうか。

ライター：Kazuki.W
臨床心理士、公認心理師として、みなさんの心の内側を紹介していきます。自分自身が気がついていない心の中を見ていきましょう！