「何に見える？」あなたは“縄張り意識の強い人か”がわかる心理テスト

2024.11.22

犬や猫は縄張り意識が強いものですが、人間の中にも縄張り意識が強い人がいるものです。自分の縄張りだと感じているところに、他人が踏み込んでくると、言葉で威嚇したり排除しようとしたりしてしまいがちな人もいるでしょう。また、縄張り意識が強い人ほど、自分がそうであるという自覚に乏しいかもしれません。あなたは“縄張り意識の強い人か”心理テストで探ってみましょう。

図形が何に見えますか？直感でお答えください。

1.おにぎり

2.山

3.クレープ

4.テトラポット

1.おにぎりに見えた人は「縄張り意識の強くない人」

図形がおにぎりに見えた人は、「縄張り意識の強くない人」かもしれません。あなたは自分の縄張りという認識がほとんどなく、誰に対してもフレンドリーなのではないでしょうか。知らない人に対しても、くったくない笑顔で近づいて話しかけられるくらい警戒心もあまりないようです。

このタイプの人は、温和でのんびりとした性格をしていそうです。誰に対しても笑顔で、相手が誰でも変わりない態度で接することができそうです。自分の家の敷地内に誰かが少し踏み入っていたとしても、まったく気にしないのではないでしょうか。むしろどんどん招き入れてしまうくらいかもしれません。

縄張り意識が強くない人ゆえに、縄張り意識が強い人相手でもグイグイ入り込もうとしてしまうところはありそうです。相手から強い拒絶をされて、驚くことも多いでしょう。縄張り意識の強い人からすれば、少し苦手なタイプかもしれません。何もしていないはずなのに、相手から嫌われたと感じることがあれば、縄張りを侵したことが原因の場合もありそうです。

2.山に見えた人は「縄張り意識の強い人」

図形が山に見えた人は、「縄張り意識の強い人」かもしれません。あなたは自分の縄張りというものを、しっかりと持っている人ではないでしょうか。縄張りの中に入ってもよい人とそうでない人が明確で、あからさまに態度が変わるようです。縄張りに入れたくない人に対しては、結構冷たい態度をとってしまいがちではないでしょうか。

このタイプの人は、自尊心が強くしっかりとした性格をしていそうです。おそらくリーダー性もあり、周りからも頼りにされているのではないでしょうか。面倒見もよいため、自分の縄張りに入ることを許した相手に対しては、とても親切で温かい関わり方をしているようです。だからこそ、身近な人からは、とても慕われているのではないでしょうか。

ただし、それ以外の人に対しては、対する時の表情からして違っているようです。縄張りに入られることを好まず、冷たい態度で遠ざけようとしてしまいがちでしょう。誰にでもフレンドリーな人は、縄張りを侵されるような気がして、苦手かもしれません。

3.クレープに見えた人は「あまり縄張り意識の強くない人」

図形がクレープに見えた人は、「あまり縄張り意識の強くない人」かもしれません。あなたは自分の縄張りというものを、それほど強くは感じていない人ではないでしょうか。むしろ自分の縄張りではなく、縄張り意識の強い人の縄張りに入れてもらうことで安心感を得ているタイプかもしれません。

このタイプの人は、事なかれ主義で強いものには巻かれる性格をしていそうです。穏やかでおとなしいですが、意外と計算高いところもあるのかもしれません。観察力があり、周りの人の勢力図を見極めて、誰の縄張りに入ることが自分にとって有利であるかを見極めているようです。だからこそ、自分の縄張りを作るということはあまりないでしょう。

基本的に、あなたは縄張りを巡って争うのは好きではないですので、そういったことは縄張り意識の強い人に任せているのではないでしょうか。うまく立ち回る器用さもあるため、強い人の縄張りにいつつ、縄張りの外の人ともそれなりに仲良くやっていく力もありそうです。

4.テトラポットに見えた人は「やや縄張り意識の強い人」

図形がテトラポットに見えた人は、「やや縄張り意識の強い人」かもしれません。あなたは自分の縄張りのようなものを、うっすらとは意識しているのではないでしょうか。ただ、縄張りを侵されたと感じても、積極的に相手を排除しようとしたりすることはなく、ただ不満を感じるのみかもしれません。

このタイプの人は、気を遣いやすく繊細な性格をしていそうです。自分を守りたいという気持ちが強いため、他人とは少し距離感を持って接しがちではないでしょうか。グイグイ積極的に関わってくる人が苦手なのは、その距離感が勝手に縮まってしまい、縄張りを侵されたように感じるからかもしれません。

だからといって、あなたは気が弱いところがあり、相手に対して強い態度で出ることはできない人でしょう。嫌と言えず、ずるずる相手のペースに巻き込まれていってしまうことが多そうです。ストレスを溜め込みがちかもしれません。自分の最低限の縄張りを柔軟に変えつつ守っていくことが、あなたには必要なのではないでしょうか。

ライター：aiirococco
公認心理師、臨床心理士として総合病院にて働いております。知っているようで知らない自分のこと。自分の心理をのぞいてみませんか？自分を知るワクワクドキドキ感をお伝えします。