1. トップ
  2. 『硫黄島からの手紙』を抑えた!俳優“渡辺謙で一番好きな代表作”ランキング!栄えある第1位に…「海外進出の出世作」

『硫黄島からの手紙』を抑えた!俳優“渡辺謙で一番好きな代表作”ランキング!栄えある第1位に…「海外進出の出世作」

  • 2024.8.12
undefined
(C)SANKEI

映画やテレビドラマ、舞台と多方面で活躍する日本人俳優・渡辺謙さん。その実力は日本だけでなく、世界的にも高く評価されています。

そこで今回は「渡辺謙さんの代表作」をテーマに、全国300名にアンケート調査を行いました。映画の概要とともに、ランキング形式で結果をご紹介します。果たして、注目の第1位に輝いた作品は何なのか、さっそく見ていきましょう!

第3位 硫黄島からの手紙(26票)

2006年に公開されたハリウッド映画『硫黄島からの手紙』第二次世界大戦の激戦地・硫黄島における日米両軍の攻防を描いた作品で、メガホンをとったのはクリント・イーストウッド氏です。

渡辺さんは主人公の栗林忠道(くりばやし ただみち)中将を演じました。彼は実際に硫黄島守備の指揮を執り、当時は頻繁に行われていた体罰や不用意な突撃を禁じた人物。まさに“人格者”といえる栗林中将は、渡辺さんにしか演じられなかったのではないでしょうか。

実力者でありながらも人格者でもある栗林中将は、渡辺謙ほどの重厚感のある役者にしか演じられない。(33歳/男性)
渡辺謙の演じる栗林忠道陸軍中将が本土防衛の要である硫黄島の戦いで負傷しながらも部下に対して「ここはまだ日本か?」と問いかけるシーンに切ないものを感じました。(51歳/男性)
世界の渡辺謙と言われるようになったのは、この作品かラストサムライのどちらかの影響だと思うから。今、第二次世界大戦をよく知らないという若い人が増えていると聞くので戦争の悲惨さなどを伝えられるこの作品を選びました。(28歳/女性)

第2位 独眼竜政宗(65票)

1987年1月4日から約1年間にわたって放送された、NHK大河ドラマの第25作目『独眼竜政宗』(どくがんりゅうまさむね)。奥州の戦国大名・伊達政宗の生涯を描き、歴代最高となる平均視聴率39.7%を叩き出しました。

主役の伊達政宗を演じた渡辺さんは、当時28歳の若手俳優。鬼気迫る演技で人々の心をつかみ、一躍人気俳優へと駆け上がりました。

まだ無名だった渡辺謙の名を一躍有名にした作品で、大河ドラマの中でも未だに人気ランキングで上位に入っているから。(55歳/女性)
野性的で都会的、野心的で生き生きとした伊達政宗を演じたことで、このドラマ以降の伊達政宗公の知名度が全国的になり、その武将としてのイメージが定着した。(53歳/男性)
やはり渡辺謙といえばこの作品だと思う。まだまだハリウッドスターになる前の若い頃で、エネルギッシュでギラギラしていたような気がする。(49歳/男性)

第1位 ラスト サムライ(145票)

第1位に輝いたのは、渡辺謙さんの海外映画初出演作となった、2003年公開のハリウッド映画『ラスト サムライ』。半数近くの票を集めました!トム・クルーズさん演じるアメリカ人大尉が、渡辺さん演じる明治維新後の日本で新政府の方針に抗う武士・勝元盛次(かつもと もりつぐ)と交流し、武士道精神に触れていきます。

この作品はアメリカのアカデミー賞4部門、ゴールデングローブ賞3部門などにノミネートされ、高評価を獲得。渡辺さん自身も、アカデミー賞助演男優賞やゴールデングローブ賞最優秀助演男優賞にノミネートされています。

海外進出の出世作であり、演技に迫力があるから。(45歳/女性) 
映画館に観に行きました。時代劇がとてもお似合いな俳優さんです。トム・クルーズが主役でしたが、全く引けを取らない! そして迫力ある演技に引き込まれました。ご本人は、英語なんて無理と思っていたらしいのですが見事にマスターし、俳優魂を見せてくれました。(47歳/女性)
 戦国物や武士を演じさせるとその雄々しさや男らしさをとても強く感じます。(36歳/男性)

惜しくもランクインしなかったが、名作はほかにも!

ランクインはしなかったものの、多くの票を獲得した作品を紹介します。

沈まぬ太陽(12票)

決してハッピーエンドとはならない映画だったが、苦悩する主人公の役回りを上手く演じておられた。3時間を超える映画であったが、中身があり、これは渡辺謙が最適の役どころであったと思ったので。(56歳/男性)

Fukushima50(7票)

誰もが忘れない2011年3月11日に発生した東日本大震災に伴う福島第一原子力発電所事故において、最悪の事態に陥り現場に留まり被害の拡大を防ごうと最前線で奮闘する様子が圧巻でした。(24歳/男性) 

※記事内の情報は執筆時点の情報です

調査方法:インターネットサービスによる任意回答(自由回答式)
調査実施日:2024年7月12日~2024年7月15日
調査対象:全国の20代~60代
有効回答数:300名