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「鳥山 明」「高橋 留美子」を抑えた!“連載デビュー作が大ヒットした漫画家”ランキング!第1位に輝いたのは…「少年漫画の王道」「大きなコンテンツ」

  • 2024.8.5

日本が世界に誇る文化の一つ、漫画。才能豊かな漫画家によって、これまで数々の名作が生み出されてきました。中には「えっ!これが連載デビュー作なの!?」と、最初から大ヒットを飛ばした天才的な漫画家も!日本のみならず、世界的に愛読されている作品もあり、その実力には驚かされるばかりです…。

そこで今回は「連載デビュー作が大ヒットした漫画家」について全国256名にアンケート調査を行いました。デビュー作がどれほど世間に衝撃を与えたのかなどを解説しつつ、調査結果をランキング形式でご紹介します。あなたが大好きなあの作品も、実は、超有名作家のデビュー作かもしれません…!

第3位 吾峠 呼世晴(24票)

第3位に選ばれたのは、日本全国で空前のブームを巻き起こした『鬼滅の刃』を連載デビュー作に持つ吾峠 呼世晴さん。もともと週刊少年ジャンプで人気を博していましたが、アニメが大ヒットしたことからさらに単行本の売上も急上昇。「オリコン年間コミックランキング2019」の「作品別」部門において1位を獲得しました。

“鬼滅ブーム”の勢いは止まらず、単行本の最終巻が発売された2020年12月には累計発行部数が1億2000万部を達成。さらに劇場版『鬼滅の刃 無限列車編』は公開から73日で興行収入324億円を突破し、国内で上映された映画の歴代1位に輝くなど、猛烈な勢いで世の中を席巻したのでした。

アニメを含め世界的なヒット作となったうえに、鬼滅ブームは日本の社会現象にもなったため。(45歳/女性)
登場人物の感情、関係性を深く表している。アクションシーンも見所だが、物語に飲み込まれて漫画ならではの没入感にハマってしまった。(34歳/女性)
癖の強いキャラと無惨様という圧倒的な悪役が素晴らしい!炭治郎も鬼に対する憎しみだけで倒すのではなく、悲しみに寄り添ったり来世での幸福を願ったり、優しさもあるのがすごく良いと思う。(24歳/女性)

第2位 諫山 創(42票)

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写真:PIXTA

第2位にランクインしたのは、これまでにないほど残酷な世界観で描かれた『進撃の巨人』で衝撃のデビューを飾った山 創さんです。「その日 人類は思い出した ヤツらに支配されていた恐怖を… 鳥籠の中に囚われていた 屈辱を…」という絶望的な言葉から物語が始まり、現実とはかけ離れた世界で予測不能な出来事が次々に展開されていきます。

物語は最初から謎に包まれていて、読み進めていくうちに少しずつ謎が紐解かれていきます。その緻密に計算された設定と壮大なスケール感に、気付けば夢中になっていること間違いなし!ややグロテスクな描写はあるものの、それでもなお読み進めたくなる作品です。

進撃の巨人を初めて読んだ時、その内容と構想に衝撃が走りました。読むのを止めらないほど面白くてたまりませんでした。この作品がデビュー作と知り、さらに驚きました。(45歳/女性)※原文ママ
本当にこれがデビュー作なのか?と疑ってしまうほど緻密に世界観が作られていて、飽きることなく最終巻まで読み進められたからです。細かいところを理解するために何度も読む必要があると思いますが、その度に気づくことの多い作品で深みを感じます。(28歳/女性)
進撃の巨人がとにかく大好きで、初連載でここまでの伏線と、キャラ一人一人が確立した物語が描けるのが本当にすごいから。(29歳/女性)

第1位 尾田 栄一郎(110票)

第1位は、世界的な大ヒット作となった『ONE PIECE』の生みの親・尾田 栄一郎さんです!日本のみならず世界各国で愛読されていて、コミックスの全世界累計発行部数は5億1000万分を突破(2022年8月4日現在)。デビュー作にして、連載27周年を迎える長編作品です。

壮大なストーリー、張り巡らされた伏線、魅力的な登場人物、心に響くメッセージ…!何度読んでも飽きることはなく、その世界観にどんどん引き込まれてしまうはず。大人も子どもも、国籍も超えて愛される『ONE PIECE』が連載デビュー作だなんて、信じられない!

日本だけではなく世界的にヒットしたのはすごいのは凄い。普段マンガ読まない人でも知っている作家さんだと思うから。(42歳/女性)※原文ママ
連載デビュー作で100巻超えはすごいと思います。(37歳/女性)
小学生の頃、女の子も男の子もみんな必死になって漫画やアニメを見ていたから。現在も連載が続いていて、大人も子どもも楽しめる大きなコンテンツになっている。(38歳/女性)

惜しくもランクインしなかった漫画家たち

惜しくもランクインを逃してしまったものの、多数の票を獲得した漫画家を紹介します。

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(C)SANKEI

鳥山 明(13票)

「Dr.スランプ アラレちゃん」がいきなり大ヒットして、アニメ化やさまざまなグッズなども発売された。絵の上手さやキャラクターの可愛らしさが抜群だったから。(49歳/男性)

高橋 留美子(11票)

「うる星やつら」はラブコメ作品の代表格です。(47歳/男性)

※記事内の情報は執筆時点の情報です
※PIXTAはイメージ画像です

調査方法:インターネットサービスによる任意回答(選択式)
調査実施日:2024年7月16日~7月22日
調査対象:全国の20代~60代
有効回答数:256名