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ビールの季節が到来!糖質ゼロなら太らないってホント?

  • 2024.7.2
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おはようございます。朝時間アンバサダーで、ダイエットインストラクターの岩瀬結暉です。

ビールがおいしい季節がやってきました。

アルコールは糖類ゼロなら太らない、アルコールのカロリーは消費されやすいので太りにくい、などと言われていますが…果たしてそうなのでしょうか?

アルコールが身体に起こす影響が原因で太りやすくなる、という点について、今回は深掘りしてみましょう。

生ビール
朝時間.jp

食べすぎても一旦は脂肪にならない

食事で摂ったエネルギーは血液中に流れ、消費されます。

今使わない分のエネルギーまで食事で摂取した場合、すぐに脂肪細胞に蓄えられるのではなく、エネルギーの一旦の貯蔵庫である肝臓や筋肉に蓄えられます。

そして、ここで蓄えられたエネルギーは、身体に必要な時に血液中に戻されて消費されていきます。

けれども、肝臓や筋肉に蓄えきれないほどの過剰なエネルギー摂取をしたり、いつも食べ過ぎていたり、運動不足だったりして、この貯蔵庫が満杯の場合は、脂肪細胞へと蓄えられて皮下脂肪になります。これが太るメカニズムです。

アルコールを分解している間は太りやすい

生ビールを飲む女性
朝時間.jp

アルコールを摂取した場合、肝臓はアルコールを分解することが第一任務となり、貯蔵庫の仕事を放棄します。

肝臓に保管されないエネルギーは、ダイレクトに脂肪細胞へと蓄積されてしまうので、アルコール摂取時は太りやすくなるのです。

二日酔いなどアルコールが残っていて、肝臓がアルコール分解をしている間も、貯蔵庫の仕事は放棄されます。飲み過ぎる人は、翌日も太りやすい状況にあることを理解して、食事は気をつけた方が良いでしょう。

糖質ゼロであっても、肥満とは複雑な関係が

ウエスト 脂肪
朝時間.jp

アルコールと肥満には次のような関係があります。

  • アルコールの消化・代謝過程で、体内での脂肪の代謝が抑制され、脂肪が蓄積しやすくなる場合がある。
  • アルコール摂取後に食欲が増進し、過剰な食事を引き起こすことで肥満が促進される場合がある。
  • アルコールが肝臓で代謝される際に生成されるアセトアルデヒドが、内臓脂肪の蓄積を促進する可能性がある。
  • 過度のアルコール摂取は身体的な活動や運動の妨げとなり、運動不足を招くことがあり、それが肥満の一因になる場合がある。

つまり、糖質ゼロであっても、アルコールを飲むことは肥満につながりやすいと考えられるのです。

まとめ

適度な飲酒はリフレッシュのために必要な人も多いと思います。私もお酒の席が大好きです。

ただ、ダイエット中であれば、飲まない方が早く良い結果がでるかと思います。

「糖質ゼロだから」と安心しきってビールを好きなだけ飲んでいると、糖質以外の原因で太る可能性があるので、飲み過ぎだけでなく、おつまみの食べ過ぎや運動不足に気をつけるようにしましょう。

ご質問がございましたら、私のInstagram(@yukinyansa)のダイレクトメッセージにご連絡くださいませ。

☆この連載は【隔週火曜日】更新です。次回もどうぞお楽しみに!

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