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優恵のおしゃれは心意気 Vol.6 「さぁ、デニムにひまわりの季節です!」

  • 2024.7.2

東京は梅雨に入り、途切れ途切れに降る雨と曇り空の日々が続いています。晩ごはんの買い物の帰りに花屋に揺れるひまわりの黄色が目に入り、新しくおろしたヘンプデニムのパンツに似合うなぁ、と買い求めました。濃い黄色が可愛い。それだけで、数本の花を持って歩くだけで、あぁ、こんなに気分が良いものか。空の色のようにどんよりとした気持ちで過ごしている場合ではありません。さぁ、デニムにひまわりの季節です!

「麻の魅力を存分に」

数本のデニムパンツを、上に着る物とのバランスで使い分けています。細めのストレート、ゆったりサイズ、丈の短いものなど、その日の気分で選んでいますが、久しく新しいものを購入していませんでした。そろそろ新しいものが欲しいなと気にし始めていたところでしたので、DEPT(デプト)のヘンプワイドデニムが良いタイミングで発売になり、わたしには嬉しいことでした。梅雨と夏の間(はざま)は、麻を着るのにもってこいの季節です。麻ならではの速乾性と通気性、てろてろと穿き心地もよろしく快適に、麻の魅力を存分に楽しんで過ごそうと思います。

「ビニール傘だったことを忘れても良いのよ」

涼しげなミニトートはDEPT×PLASTICITY(プラスティシティ)のコラボレーション。都会に溢れているビニール傘が原材料です。廃棄されたビニール傘がこれほど可愛いバッグに生まれ変わるのかと思うと、救われた気持ちになります。1本1本を人の手で解体して洗浄してからプレスして新たな命を吹き込む、なんとありがたいことでしょう。そしてPLASTICITYの「10年後になくなるべきブランド」という宣言に胸を打たれました。意義のある可愛き品に心より感謝を。お財布と携帯と眼鏡とハンカチとティッシュを入れるのに丁度良いミニトートです。大きなカゴバッグに入れるのにもぴったりです。そしてわたしは、お財布を入れながら「ビニール傘だったことを忘れても良いのよ」と囁いているのです。

<今月のおしゃれ横丁>
ヘンプデニム:DEPT
ミニトート:DEPT×PLASTICITY

*画像・テキストの無断転載はご遠慮ください

この記事を書いた人(写真・文)

モデル、俳優 優恵

優恵

今年はモデルデビュー40周年。本誌でもおなじみ、おしゃれと旅とおいしいものをこよなく愛する。『mc Sister』で人気を博し、俳優としても映画、舞台などで活躍。近年の出演作に『秘密のフレグランス』(2021)ほか。

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