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オーエン・マッケン“ギャヴィン”が突然の拉致…生存者たちを裏切った人物も判明<「ラ・ブレア」シーズン3>

  • 2024.7.1
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「ラ・ブレア」シーズン3 第4話より (C) 2024 Universal Television LLC. All Rights Reserved.
「ラ・ブレア」シーズン3 第4話より (C) 2024 Universal Television LLC. All Rights Reserved.

【動画】オーエン・マッケンらキャスト陣が「ラ・ブレア」シーズン3の魅力を語る

オンライン動画配信サービス「Hulu」にて、全話独占配信中の海外ドラマ「ラ・ブレア」シーズン3(※シーズン1&2も配信中)。第4話では、2021年のギャヴィン(オーエン・マッケン)が何者かに拉致される様子が描かれた。本記事では、考察を踏まえながら第4話を振り返る。(以下、ネタバレを含みます)

「ラ・ブレア」とは

本作は、突如現れた巨大な陥没穴の先に広がる紀元前1万年前の世界を舞台にした、アメリカ発祥のSF超大作。陥没穴によって引き裂かれてしまった家族が元の世界で再会するため、予測不能なサバイバル劇が繰り広げられる。

シーズン1は、アメリカにおける18~49歳の視聴者数で2021年秋ドラマNo.1を記録。そんな本作の脚本・製作を務めるのは、犯罪捜査ドラマ「THE MENTALIST/メンタリスト」や「NCIS:ニューオーリンズ」で脚本を務めたデヴィッド・アッペルバウム。

ファイナルシーズンとなるシーズン3では、生存者たちが協力し合いながら様々な脅威と戦っていくうちに、登場人物たちは陥没穴に関する恐ろしい事実を知ることになる――。

キャストには、陥没穴の中に落ちてしまったハリス家の母親・イヴ役をドラマ「ザ・フォロイング」シリーズに出演したナタリー・ジーが演じる。父親のギャヴィン役は、映画「バイオハザード:ザ・ファイナル」のドク役や、ドラマ「ナイトシフト 真夜中の救命医」で主演を務めたベテラン俳優のオーエン・マッケンが務める。

また、ハリス家の長男・ジョシュ役には、TikTokerとしても活動する新進気鋭の俳優ジャック・マーティンが、長女・イジー役には、作中での義足姿が注目を集めた新人俳優ザイラ・ゴレッキが抜擢。

その他にも、ギャヴィンの友人で空軍パイロットのリーヴァイ役を、ドラマ「グッド・ドクター 名医の条件」で医師役を演じた名門スタンフォード大卒の俳優ニコラス・ゴンザレスが務め、娘と一緒に穴に落ちた医師のサム役を、ドラマ「シカゴ P.D.」など数多くの作品に出演するジョン・セダが演じている。

2021年のLAでギャヴィンが何者かに連れ去られてしまう…

2021年のロサンゼルス。ギャヴィン(オーエン・マッケン)は突然現れた謎の女性によって拉致されてしまう。サム(ジョン・セダ)とタイ(チャイク・オコンクォ)は慌てて追うが、2人が乗った車はもの凄い勢いでその場を去って行った。

そんな折、その場に残されていたギャヴィンの携帯にスコット(ロハン・ミルチャンダニー)から“タール池であなたからの伝言を拾った”との電話がかかってくる。サムとタイはギャヴィンの代わりにスコットに会いに行き、同じようにこれまでの経緯を説明するも、やはりすぐには信じてもらえない。

しかしタイがスコットの好物が入ったランチを作ったり、他人が知り得ないエピソードを知っていたことから徐々にタイの言葉を信じ、スコットはギャヴィンからのメッセージを見せる。するとそこには、“マイクロチップをなんとかして紀元前1万年に送れ”と書かれていた――。

一方、ギャヴィンを拉致したのはヘレナという人物であることが判明。彼女は以前ギャヴィンと一緒に政府の極秘プロジェクトを阻止するために、内部からプログラムを解体する計画を立てていたという。

しかし記憶を消されていることでなかなか信じないギャヴィンに、ヘレナは「否定できない証拠を見せる」と言って銀行へと向かう。すると銀行の金庫には、以前2人で指紋認証をして隠したという、例のマイクロチップが入っていたのだった…。指紋認証が成功したことで、ようやくヘレナを信じるギャヴィン。

そしてさらに、ヘレナはギャヴィンに“自分が妹だ”という衝撃の事実も打ち明ける。シーズン2でタイムトラベルに身を捧げた父親を反面教師にし、自分たちは政府のプログラムを阻止することにした、と告げるヘレナ。

その後、彼女はギャヴィンを違う時代へと通じる赤と青のオーロラに案内する。ヘレナは1965年に通じている青いオーロラを通り、マイクロチップを使ってプログラムの元をシャットダウンしようとギャヴィンを誘った。

しかしそこへちょうどやって来たサムとタイ。すでに紀元前1万年からの伝言を受け取っている2人は、ギャヴィンに“赤いオーロラを通って紀元前に戻らないと”と必死に説得を試みる。そして、オーロラが消えそうになり決断を迫られたギャヴィンは、タイにチップを託すのだった――。

紀元前1万年で大規模な山火事が発生…村人はピンチを迎える

一方、紀元前1万年の世界では、ギャヴィンのもとにパソコンを通じて通信相手から連絡が入る。そこには捕らえられたイヴ(ナタリー・ジー)の写真も添えられおり、“チップを捜せ”“イヴの命が懸かっている”といった脅迫文とともに、接続は途絶えた。やはり基地の要求はギャヴィンが盗んだマイクロチップだったようだ。

マヤいわく、軍がタイムトラベルを兵器化する技術を搭載した、“タイムマシン航空機”の制作を可能にするコードがマイクロチップの中にあるという。

しかし、記憶を消されているギャヴィンはもちろんチップについて何も覚えていない。さらに、「そもそもチップを盗んだのは現代だから紀元前にはないはずだ」と主張する。しかしサムは、現代のギャヴィンに伝言を送ることを思いつき、タール池にメッセージ入りのボトルを沈めた。これが現代でスコットが受け取ったメッセージである。

そんな中、村まで数キロのところで山火事が発生。村人は全員避難に向かったが、先住民のリーダー・ルースから「風向きが変わっていて、村が助からない可能性が高い」と聞かされる。村を助けるには、村の近くの川にあるダムを決壊させ、森を水浸しにさせることが唯一の手段だった。

そこで村の委員に選ばれていたヴェロニカ(リリー・サンティアゴ)は、自ら志願してダムへ行こうとするが、身重だということもあり、パートナーのルーカスに止められる。しかし「私たちの家を守らなきゃ」とヴェロニカの意志は固く、村人たちはダムへと急いだ。

一方、避難途中でギャヴィンはある記憶を思い出し、それをきっかけにマヤが極秘プロジェクトの関係者であることが発覚する。そしてそのことを知ったスコットは「騙したな?」と彼女に詰め寄るのだが――。

ヘレナは今後キーパーソンになる?

第4話では、マヤは政府の極秘プロジェクトに現在もかかわっており、ギャヴィンたちを騙していたことが発覚。マヤはギャヴィンからチップに関する記憶を取り戻させ、チップを取り戻すためのスパイである可能性も出てきた。

またギャヴィンたちが基地に向かうことはマヤを通じて基地にも情報が漏れている可能性が高いため、基地側も多くの軍人を投入し邪魔してくるなど、今後も危険が予測される。

一方、2021年の世界ではギャヴィンの妹・ヘレナが登場。ヘレナは“プログラムをシャットダウンする”という同じ目的を持ったギャヴィンをずっと探しており、第4話でようやく再会できたのだが、目の前で裏切られてしまう事態に…。

当然ヘレナにとっては絶望的な状況だが、ギャヴィンと関係深い人物として今回だけの登場とは考えにくい。もしかすると、オーロラを通ってギャヴィンを探しに紀元前1万年に来ている可能性もある。そしてもしヘレナが紀元前に来た場合、イヴを救出した後に1965年に行きプログラムをシャットダウンすれば、政府の極秘プロジェクトを阻止できるかもしれない。

◆文=ザテレビジョンドラマ部

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