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7月6日の新月は月を守護星にもつ蟹座で起こる──2024年の下半期を駆け抜ける準備をすべきとき

  • 2024.7.1
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the image of the moon in the sky close-upPhoto: cooperr007 / 123RF

いよいよ2024年も下半期がスタートします。そのしょっぱなに訪れるのが7月の新月。6日に蟹座の位置で起こります。この蟹座の新月には、ほかの新月にはないパワーがあるのをご存知でしょうか。

12星座にはそれぞれ「支配星」という惑星があてはめられています。支配星とは、その星座と親和性があり、影響を与える惑星のこと。別の言い方では「守護星」とも呼ばれ、その星座を見守ってくれるような存在ともいわれています。

では、満ち欠けを引き起こす神秘的な月を支配星にもつ星座は、何座でしょうか。答えは蟹座なんです。月は蟹座と相性がよく、蟹座の位置にめぐってきたときはとても快適。ほかのどの星座にいるときよりもリラックスして、そのパワーを存分に発揮できるのです。7月の新月は、まさにその月を支配星にもつ蟹座で起こりますから、新月の威力も当然、いつも以上に強まっています。しかもこの時期は下半期のスタートにあたるときなので、残りの半年間の運勢を充実させるターニングポイントとしてとても重要。これは、12星座どの星座の人にでもあてはまります。

ここでちょっと話は脱線しますが、自分の星座を守ってくれる支配星を知っていますか? 蟹座は月ですが、ほかの星座の支配星は何か気になる人もいると思います。そこで12星座それぞれの支配星(守護星)を列記しておきます。その位置はいつも意識しておくといいでしょう。

牡羊座:火星

牡牛座:金星

双子座:水星

蟹座:月

獅子座:太陽

乙女座:水星

天秤座:金星

蠍座:冥王星

射手座:木星

山羊座:土星

水瓶座:天王星

魚座:海王星

自分の居場所を見つける時間をもつこと

Photo_ Tom Merton / Getty Images
Photo: Tom Merton / Getty Images

蟹座の新月のパワーが強いことは、お分かりになったと思います。では、蟹座の新月のときに、私たちはどんなことをすればいいのでしょうか。それを知るには蟹座という星座の特徴をつかむことが必要です。その重要な特徴を3つお伝えします。

まずは1つ目。蟹座は、「自分の居場所」をつかさどる星座です。自分がもっとも心地よく快適に過ごせるホームグラウンドを表します。そこでゆっくりと体と心を休めて英気を養う、それが蟹座のもつ世界観です。その代表的な場所が“家”。多くの人にとって家にいるときは、くつろぎ無防備になることができるのではないでしょうか。

今回の新月のときは、まず自分の家でゆっくりと過ごすことが大切です。好きな映画やドラマを見たり、音楽を聞いたり。自炊も大賛成。新月のパワーが働いて、家でつくった料理はその栄養素のすべてを体内に取り込んで、私たちの血となり肉となってくれるでしょう。また、バスタイムを長めにとって、ゆっくり湯船につかるのもおすすめです。

自分の家よりもっと居心地がいい場所がある人は、そこで過ごしても構いません。たとえば実家や恋人の家、なかにはホテルや行きつけのお店のほうが心が休まるという人もいるでしょう。いずれにしても今回の新月のころに自分の居場所について、一度しっかり考えてみることが大切です。一時的な場所ではなく、自分が心から安心してぐっすりと眠ることができる居場所をどこに求めるのか、それが2024年下半期の充実度にかかわってくることを、蟹座の新月は教えています。

インプットが幸運を引き寄せる

次に、2つ目の蟹座の特徴についてお話します。蟹座はものを「ため込む」力が強い星座です。蟹の固い甲羅のなかにいろんなものをため込んで、それを自分のパワーに変えていくのが得意。必要に応じてこれまでため込んできたものをうまく活用していきます。ため込んだものは一種の武器です。手元にいろんな武器があれば、それだけ世のなかで生きていくのも楽だし、仕事や人間関係でいざ闘うとなったときにも活かすことができます。

7月の新月から8月の新月までのあいだは、自分にとって有益だと思うものはどんどんため込んでいきましょう。別の言い方をするとインプットの時期ともいえます。アウトプットではなく、自分のなかにインプットしていくことが運気を発展させることにつながります。

ため込んだりインプットしたりしておいたほうがいいものは、いろいろあります。たとえば、お金、情報、知識、栄養、教養、体力……。いざというときに備えて備蓄食糧をため込むというのもいいですね。この話を聞いて、自分に今必要だと思うものがあったら、今回の新月からぜひ取り込んでみてください。

運を引き寄せてくれる味方を知っておく

Photo_ Alena Frolova / Getty Images
Sweet pepper plantPhoto: Alena Frolova / Getty Images

3つ目の特徴は、敵と味方を区別するというものです。蟹は固い甲羅で内と外を分けています。外敵の侵入は甲羅で阻みますが、味方は甲羅の内側へと保護して守ろうとするのです。

蟹座の新月は、今後の人生を発展させるうえで甲羅の内側に入れていい人と、外敵とは言わないまでもあまり親しくならないほうがいい人を教えてくれています。どの星座の人にとっても自分の敵と味方を知っておくことはとても大切。もちろん家族やパートナーなどすでにわかっている人は、全員味方とみていいでしょう。でもこの先出会う人のなかには、遠ざけたほうがいい人もいれば、逆に親交を深めていったほうがいい人もいます。不思議なもので、表面的には優しかったり愛想がよかったりする人が必ずしも味方とは限りません。逆に厳しいことを言ってくれる人が敵とも言えないでしょう。判断するのは意外と難しいものです。

そこで、今回は蟹座の新月が教えてくれている敵と味方について、12星座別に占ってみました。ほかの星の位置も加味しながら、2024年後半にどんなタイプの人が敵または味方になりやすいのかを占います。運勢を発展させる上で、人間関係は重要な要素のひとつ。自分の星座の敵&味方を知っておけば、人間関係を築くうえできっと役に立つことがあるでしょう。

【12星座別・2024年下半期、敵と味方のタイプ】

牡羊座

敵:すぐバレるような嘘をつく人、めんどくさがりの人

味方:好奇心が旺盛な人、いろいろな情報を知っている人

牡牛座

敵:自分のことしか考えない人、屁理屈をこねる人

味方:気前のいい人、よく食べる人

双子座

敵:野心をもつ人、目上と目下への接し方が違う人

味方:隠しごとができない人、チャレンジ精神のある人

蟹座

敵:逃げ足のはやい人、ストレートに物を言う人

味方:NOと言わない人、人のために時間や労力を使える人

獅子座

敵:プライベートを秘密にする人、表情をあまり変えない人

味方:自由奔放な人、偏見のない人

乙女座

敵:言い訳を言う人、愛想がとても良い人

味方:1つのことを長く続けられる人、仕事の能力が高い人

天秤座

敵:皮肉を言う人、几帳面で細かい人

味方:活動的な人、あけっぴろげで屈託のない人

蠍座

敵:自分のことしか考えない人、プライドが高い人

味方:口数の少ない人、物事に動じない人

射手座

敵:過干渉な人、グチが多い人

味方:交際範囲が広い人、動作が優美でエレガントな人

山羊座

敵:気持ちや考えがコロコロ変わる人、口達者な人

味方:遅刻をしない人、どんなときも平常心でいられる人

水瓶座

敵:損得を考える人、お金に細かい人

味方:親分肌の人、クリエイティブな能力をもつ人

魚座

敵:怒りっぽい人、デリカシーに欠ける人

味方:子ども好きの人、家のなかがきれいな人

Text: Glorious Hoshiko Editor: Nanami Kobayashi

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