【新品バッグの臭いを取りたい!】本革・合皮・ナイロンバッグの対処法を紹介

素材で変わる!新品バッグの臭いの原因

新品のバッグの臭いは、革や合皮、ナイロンなど布の素材によって原因が異なります。
素材別の新品バッグの臭いの原因を探ってみましょう。

本革バッグ・鞄

本革の鞄やトートバッグの臭いの主な原因は、革を柔らかく加工するときに使用するなめし剤や接着剤、仕上げ剤などの薬品です。
本革の鞄やトートバッグは、保管状態が悪いとカビが生えて、カビ臭くなることもあります。

合皮(フェイクレザー)バッグ・鞄

合皮(フェイクレザー)の鞄やトートバッグが臭うのは、石油系の薬品が原因です。
合皮(フェイクレザー)は、化学繊維の布の上からポリウレタンなどの樹脂をコーティングして作ります。
石油やシンナーのような臭いがするのが特徴です。

ナイロンバッグ

新品のナイロンバッグも、合皮(フェイクレザー)の鞄と同じように、石油系の薬品の臭いがします。
これはナイロンバッグの繊維が、石油を主原料とした合成樹脂で作られているためです。
保管状態が悪いとカビが生え、カビ臭くなることもあります。

【全素材】新品バッグ・鞄の臭いを取る方法

ナイロンバッグや本革、合皮(フェイクレザー)のトートバッグなど、素材を問わず鞄の臭いを取る方法を紹介します。
鞄の臭いが気になったら試してみてください。

風通しの良いところで陰干しする

バッグの気になる臭い取りには、紫外線の殺菌・消臭効果を活用するのがおすすめです。
やり方は数日~数週間、風通しの良い場所でバッグを陰干しするだけ。
直射日光に当てると革が変色したり、ナイロンバッグが変形したりする可能性があるため、注意が必要です。

重曹を使って消臭

家庭の掃除全般に重宝する重曹も、鞄の臭い取りに使えます。
重曹を目の細かいだしパックの中に詰め、臭いを取りたい鞄に重曹入りのだしパックを入れて、鞄を閉めてください。
ファスナーなどがない場合は、鞄ごとビニール袋に入れてビニール袋の口を閉じます。
そのまま2日~3日放置したら臭い取り完了です。
鞄の中にこぼれた重曹は、掃除機で吸い取っておきましょう。

消臭スプレーを拭きつける

ナイロンバッグには、布用の消臭スプレーで臭いを取る方法もあります。
スプレーで変色しないか、ナイロンバッグの内側で試して状態を確認するのがポイント。
本革や合皮のバッグは布用の消臭スプレーではなく、革専用の消臭スプレーを使ってください。

【本革・合皮】新品バッグ・鞄の臭い取り

新品の本革バッグや合皮(フェイクレザー)のトートバッグの臭いを取る方法を紹介します。
革や合皮(フェイクレザー)のバッグの臭いが気になる人は、要チェックです。

新聞紙に包み、数日置く

革製バッグの臭い取りには、乾いた新聞紙が有効です。
バッグ全体を乾いた新聞紙で包み、箱や袋の中に入れて封をして数日放置すると、新聞紙が革の臭いを吸い取ってくれます。
1度で効果がない場合は、新聞紙を替えて数日繰り返すと良いでしょう。

薄めた酢を浸した布で拭き取る

薄めた酢で臭いを取る方法もあります。
酢と水を1対1で混ぜ合わせ、乾いた布に作った酢水をつけてバッグを拭くことで、臭いが取れやすくなります。
強くこすったり布に含んだ水分が多すぎると変色やダメージにつながるため、軽く叩くようにして拭き上げるのがコツです。

専用クリームを塗る

専用クリームを塗って臭いを取るのもおすすめ。
やり方は革の手入れ用の柔らかい布に、革製品専用のクリームやクリーナーを付けて、バッグを拭き上げます。
革用のクリームやクリーナーは日ごろの手入れだけでなく、新品の革製バッグの臭い取りにも有効です。

合皮はドライヤーを使う方法も

本革には使えませんが、新品のフェイクレザー製の鞄やトートバッグなら、ドライヤーの温風で臭いを取る方法もあります。
バッグから10cm程度ドライヤーを離してまんべんなく温風をあて、バッグについた化学物質を揮発させます。
長時間同じ場所にドライヤーの風をあてたり、鞄とドライヤーの距離が近すぎると鞄が傷む可能性があるため、ドライヤーの当て方には注意しましょう。

【ナイロン】新品バッグ・鞄の臭い取り

新品のナイロン製カバンやトートバッグの臭い取りは、革製品とは異なる方法で行います。
ナイロン製カバンの臭いを取る方法を紹介します。

炭を入れる

消臭用として販売されている炭を、だしパックや靴下などにいれ、臭いが気になるナイロンバッグのなかに入れて数日放置するやり方。
臭いが消えるまで時間は少しかかりますが、安全かつ手軽に臭いを取る方法を探している人におすすめです。

酸素性漂白剤などで手洗いする

洗濯表示を見て手洗いに対応していることが確認できたなら、酸素性漂白剤を使って手洗いするのもおすすめです。
やり方は、お湯の分量に合わせた酸素性漂白剤液を用意し、ナイロン製の鞄を浸して優しく押します。
2時間~3時間程度浸け置きをしてすすいだあと、風通しの良い場所で陰干しすると完了です。

まとめ

新品の革製トートバッグやナイロン製のバッグなどは、気になる臭いがついていることが珍しくありません。
そんなときは重曹やドライヤー、消臭スプレーなどが新品のバッグの臭い取りに使えることも。
新品だけでなく、使いかけのバッグの臭い消しに使える便利なアイテムもあります。
新品のバッグの臭いが気になる人は、臭い対策になるアイテムを活用しながら、臭い取りに挑戦してみてください。