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【京都向日市】戦国時代初期の城の様子を伝える「物集女城跡」が国の史跡に

  • 2024.7.1

京都向日市にある「物集女城跡(もずめじょうあと)」が国指定の史跡になることが発表されました。そんな「物集女城跡」の近隣は向日市市政50周年で公園が整備されるなど再開発・整備が進んでします。観光、歴史的価値、そして住み良い地域社会として注目を集めていますので、その様子をご報告いたします。

戦国時代初期の城の様子を伝える「物集女城跡」

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「物集女城」は向日市の1/5を占める「物集女町」のほぼ中央に位置し、今も昔もまさに物集女の中心的存在の城です。
戦国時代初期、この地域には一説に40以上もの城があり、有力な地侍たちが自分の城を治め「乙訓惣国(おとくにそうこく)」を形成していました。
その中で「物集女城」を治めた「物集女氏」はリーダー的存在であったと云われています。

物集女城跡の案内看板の掲載写真より (267551)
物集女城跡の案内看板の掲載写真より

現在の「物集女城跡」は私有地で、畑や果樹園となっている為、立ち入ることはできませんが、その地面の下には確かに城跡が眠っている威圧感を感じました。

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付近にある物集女城の案内看板には発掘調査の際に露になった城跡の写真などが掲載され、事細かく説明がされていました。

物集女城跡の案内看板の掲載写真より (267555)
物集女城跡の案内看板の掲載写真より

向日市市政50周年記念で整備された「物集女城公園」

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向日市は1972年に市制を施行し、2022年に50周年を迎えました。
それを機に、様々な再開発や整備が進み、現在は観光、歴史的価値、住み良い地域社会などで京都府下でも特に注目を集めている地域となっています。

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「物集女城公園」もその一環で整備された公園で、子供たちの遊び場としてはもちろん、地域住民の憩いの場としても親しまれています。

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公園内には2カ所に看板が掲げられ「物集女氏」と「物集女城」について詳しく解説がされていました。
こうした公園で子供たちが遊ぶ事で、自然と地域の歴史にふれ、自分たちの住んでいる地域の価値を後世に受け継いでくれる事でしょう。

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物集女城跡周辺にはこの他にも「物集女車塚古墳」など、古代の遺跡が多数存在しています。
城跡を眺めて戦国時代の惣国に思いを馳せつつ、公園で一休みし、付近の古墳を散策すれば、丁度良い散策コースとなります。
是非一度、足を運んでみてはいかがでしょうか?

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アクセス

<物集女城跡>
◇住所
〒617-0001
京都府向日市物集女町中条
◇電車
・阪急電車:洛西口駅より 徒歩15分
◇バス
・市バス:物集女より 徒歩5分
◇駐車場
・なし

<物集女城公園>
◇住所
〒617-0001
京都府向日市物集女町中条23-5
◇電車
・阪急電車:洛西口駅より 徒歩15分
◇バス
・市バス:物集女より 徒歩5分
◇駐車場
・なし

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