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「再構築しようと思ったけど──」夫の不倫が忘れられない私に → ママ友から【予想外の言葉】が

  • 2024.7.1

不倫はパートナーを裏切る行為。謝って済むものではありません。サレた側にとっては、トラウマになるほどのダメージなのです。今回は夫の不倫のことを忘れられずに悩んでいた女性のエピソードを知人から聞きました。

画像: 「再構築しようと思ったけど──」夫の不倫が忘れられない私に → ママ友から【予想外の言葉】が

10年前の不倫

私は結婚15年目の主婦です。
誰にも言っていませんが、10年前に夫に不倫された経験があります。

当時、子どもたちはまだ4歳と2歳。愛する夫の裏切りは到底許せるものではありませんでしたが、かといって離婚してもシングルマザーでやっていく自信はなく……。
夫も「出来心だった」と猛省し、相手の女性とも1度きりの関係だったようなので、結局私は夫との関係を再構築することを選択しました。

ついつい話してしまい

しかし、それから10年間、いつも私の心の隅には「夫は私と子どもを裏切ったんだ」という悲しみと怒りがありました。
表面上は元通りになっても、やっぱり不倫の事実を忘れることができなかったのです。

ある時、子どもが幼稚園のころから知っている仲のいいママ友と飲みに行った際に、お酒の勢いもあって、ついに誰にも言ったことがなかった10年前の不倫の話を私は打ち明けてしまいました。

予想外の言葉に目から鱗!

するとママ友は、あっけらかんと「よかったじゃん!!」と言うのでビックリ。
「よかったって、何が?」と私が聞くと、ママ友からは予想外の言葉が。

「だって、これで旦那さんは死ぬまであなたに頭が上がらないんだよ? 『こっちは弱味を握ってるんだからね?』って、一生尻に敷けるってことじゃん! あなたは一切悪くないんだからさ。自信を持って偉そうにしていいんだよ」

あまりの言い分に、私は思わず爆笑してしまい、それからは肩の荷が下りたように気楽に考えられるようになってきました。

割り切ることで光も見えるかも

もちろん、夫の裏切りを完全に許したり忘れることは一生できそうにありません。
でも、モヤモヤ考えていたころより遠慮なく夫に意見できるようになり、夫婦関係も不思議と良くなってきた気がします。
夫も私の変化にタジタジしつつも、悪い気はしていないようです。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:藍沢ゆきの

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