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坂道グループの“ライブラッシュ” 最も悩ましいのはどのグループのファン?

  • 2024.6.30
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「坂道グループ」のキャプテン(左から)櫻坂46・松田里奈、乃木坂46・梅澤美波、日向坂46・佐々木久美 クランクイン! width=
「坂道グループ」のキャプテン(左から)櫻坂46・松田里奈、乃木坂46・梅澤美波、日向坂46・佐々木久美 クランクイン!

アイドルグループ・乃木坂46、櫻坂46、日向坂46からなる「坂道グループ」が“ライブラッシュ”だ。下記は7月〜9月、3ヵ月間のライブスケジュールをまとめたもの(6月30日現在)で、カッコ内は出演するグループ名および、出演メンバーとなる。

【写真】もはや“ライブ集団” 東京ドームで圧倒的なライブを見せた櫻坂46

【7月】
・7月3日、4日「11th Single ひなた坂46 LIVE」(日向坂46 ひなた坂46メンバー)
・7月20日、21日「乃木坂46 真夏の全国ツアー2024」大阪公演(乃木坂46)
・7月20日「バズリズム LIVE -10th Anniversary-」(櫻坂46)
・7月20日「OSAKA GIGANTIC MUSIC FESTIVAL 2024」(日向坂46)
・7月21日「OSAKA GIGANTIC MUSIC FESTIVAL 2024」(櫻坂46)

【8月】
・8月3日「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2024」(櫻坂46)
・8月4日「TOKYO IDOL FESTIVAL 2024 supported by にしたんクリニック」(乃木坂46 4期生)
・8月4日「TOKYO IDOL FESTIVAL 2024 supported by にしたんクリニック」(日向坂46 三期生)
・8月23日、24日、25日「9th Single BACKS LIVE!!」(櫻坂46 BACKSメンバー)
・8月24日、25日「乃木坂46 真夏の全国ツアー2024」愛知公演(乃木坂46)
・8月27日、28日、29日「四期生ライブ」(日向坂46 四期生)

【9月】
・9月2日、3日、4日「乃木坂46 真夏の全国ツアー2024」東京公演(乃木坂46)
・9月7日、8日「ひなたフェス2024」(日向坂46)
・9月12日、13日「三期生ライブ」(櫻坂46 三期生)
・9月21日「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2024 in HITACHINAKA」(櫻坂46)

7月〜9月に乃木坂46が8公演、櫻坂46が9公演、日向坂46が9公演、坂道グループ全体で26公演となる。特に8月下旬から9月中旬には各グループ注目のライブが控えており、ファンにとっては楽しみが増える反面、スケジュールのやりくりやチケット代、旅費の確保など悩ましい面もありそうだ。複数のグループを応援している人ならなおさら。そこで今回は各グループのライブから注目ポイントを紹介してみよう。

■ 乃木坂46「真夏の全国ツアー」“座長”は誰に?

まず乃木坂46の「真夏の全国ツアー2024」。乃木坂46が毎年夏に開催する恒例のツアーで、ことしは5年ぶりのドームツアーとなる。大阪・京セラドーム大阪、愛知・バンテリンドームナゴヤと続き、最後はこれまでにも数々の伝説が生まれた東京・明治神宮野球場での野外ライブとなる。「真夏の全国ツアー」では、夏のシングルのセンターが座長を務めることが慣例となっているが、シングル発売は今のところ未発表。2022年は30枚目シングル「好きというのはロックだぜ!」センターの4期生・賀喜遥香が、2023年は33枚目シングル「おひとりさま天国」センターの5期生・井上和が座長を務めたが、ことしはどのメンバーになるだろう。

神宮球場の夏の開放感(時にどしゃ降りの雨)を感じながらのステージは、一度経験すると忘れられないものとなる。現在募集中の6期生も春のオーディションが済んでおり、もしかすると会場のどこかで未来の6期生が先輩たちのステージを観ているかもしれない。また、配信限定のため、上記には記載していないが、7月15日には3期生の阪口珠美、4期生の清宮レイの卒業セレモニーが行われる「35thシングル『チャンスは平等』発売記念ミニライブ生配信」も。無観客の形になるが、2人の最後の舞台を見届けたい。

ちなみに夏のシングルが発売された場合、9月下旬から10月上旬頃にその曲の「アンダーライブ」が開催されることが多いので、それも頭に入れておこう。

■櫻坂46「三期生ライブ」は今回も争奪戦?

6月15日、16日に約2年ぶりの東京ドーム公演で圧倒的なパフォーマンスを見せ、もはや“ライブ集団”といった櫻坂46の夏は、「ROCK IN JAPAN」などのフェスやイベント出演が目白押し。もちろん夏の野外なども楽しみだが、8月23日〜25日の3日間、千葉・幕張イベントホールで行われる「9th Single BACKS LIVE!!」と、9月12日、13日に東京・代々木第一体育館で開催される「三期生ライブ」に注目したい。「9th Single BACKS LIVE!!」は石森璃花が、三期生初のBACKS LIVE座長を務める。東京ドーム初日公演で発表された際、自身の言葉で強い決意を語っていたのが印象的だった。

そして昨年11月、12月の「新参者 LIVE at THEATER MILANO-Za」以来となる「三期生ライブ」も見逃せない。昨年1月に加入以来、人気、実力ともに加速度的に上昇している三期生たち。「新参者」では会場キャパシティ約900人×10公演だったため、し烈なチケット争奪戦となったが、今回は約1万3000人×2日間。前回と比べて2.8倍の収容人数となるが、今の三期生の勢いだと今回も争奪戦となりそうだ。

なお、櫻坂46は11月23日、24日に「4th YEAR ANNIVERSARY LIVE」開催も発表されている。

■最も悩ましいのは日向坂46ファン?

最も悩ましいのが日向坂46ファンかもしれない。7月〜9月にかけて毎月全く異なるタイプの公演が控えているからだ。どれもスルーできないものとなっている。

まず7月3日、4日には11枚目シングル「君はハニーデュー」のアンダーメンバーである“ひなた坂46”による初のライブ「11th Single ひなた坂46 LIVE」がパシフィコ横浜・国立大ホールで開催される。座長は三期生の高橋未来虹(高は正式には「はしごだか」)が務め、4日には一期生・高本彩花の卒業セレモニーも行われる。“ひなた坂46”にとって初のライブで、高本にとっては最後のライブとなり、さまざまな感情が交差しそうだ。

8月には27日〜29日の3日間にわたり、東京・日本武道館で「四期生ライブ」が行われる。日向坂46にとっても櫻坂46と同様、「新参者 LIVE at THEATER MILANO-Za」以来の四期生ライブとなり、キャパシティは、約900人×10公演から、約1万4000人×3日間の4.6倍に。11枚目シングル「君はハニーデュー」より選抜制となり、センターの正源司陽子を筆頭に表題曲のメンバー入りをするなど活躍も目立ってきた四期生。成長著しい彼女たちを目撃したい。

そして、四期生ライブの約1週間後に待っているのが、宮崎県で行われる「ひなたフェス2024」だ。6月21〜23日の3日間にわたり配信された『ひなたフェス開催決定記念!日向坂46時間TV〜全国おひさま化計画〜』ではいわば46時間かけて「ひなたフェス2024」の“告知”をしたわけで、日向坂46にとってこのイベントがいかに大切かを物語っている。まだその全貌については明らかになってはいないが、後々までさまざまな場面で語られるイベントになりそう。交通手段や旅費など悩みは多そうだが、ファンならやはり参加しておきたいものとなっている。(文:堀タツヤ)

※初掲出時に一部誤りがありました。お詫びして訂正いたします。

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