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「私がママでーす♡」参観日にどうしても行きたい姑。ありえない嘘をつこうとして──?

  • 2024.6.30

コロナ禍の最中は、学校行事も中止になったり人数が制限されたりしていましたよね。でも、ほとんどの人は「こういう時期だから仕方ない」と自分を納得させていたはずです。そんな中、自分の希望だけを通そうとした厄介な姑のエピソードを友人が聞かせてくれました。

画像: 「私がママでーす♡」参観日にどうしても行きたい姑。ありえない嘘をつこうとして──?

コロナ禍で参観に制限が

これは数年前、世界的に新型コロナウイルスが蔓延し、生活のさまざまな場面で制限や自粛が求められていた頃の話です。

私には当時小学4年生の娘がいたのですが、娘の小学校でも大部分の行事が中止や延期になってしまいました。
そんな中、参観日だけはなんとか開催されることに。ただし、参観に参加できるのは子どもの両親2人までという制限付きです。
前年までは人数制限はなかったのですが、このご時勢ですから仕方がありませんよね。中止にならないだけ良かった、と私も娘も喜んでいたのですが……

「見た目若いし大丈夫♡」

これに納得できなかったのが、同居している姑です。
姑はコロナ禍になる前まで、娘の学校行事には必ずといっていいほどついてきていました。

今回もどうしても参観日に行きたい様子。
私もかなり強めに「今回はダメですよ、私だけで行きます」と言ったのですが、姑は納得しません。

結局、「私って歳のわりに見た目がかなり若いし、ママって言えば通じるでしょ!」と言い張り、私が止めるのも聞かず、私の代わりに参観日にむりやり出掛けていってしまいました。

案の定、担任にツッコまれ……

しかし、やはりママと言い張るには無理があったようです。
担任の先生に見咎められ、授業後にこっそり「おばあさまですよね? 申し訳ないですが参観は両親だけと決まっているので、次回からはやめてくださいね」と注意されてしまいました。

ところが、呆れたことにそれでも姑は全く反省せず「違います! ママでーす♡」と強情に言い張ります。

おばあちゃん、もうやめて(怒)

そのやりとりを見ていた娘が、ついに恥ずかしさのあまり「先生ごめんなさい! その人、おばあちゃんです……!」と暴露。

孫自身に事実をバラされ(もとからバレていたも同然ですが)恥をかいた上に、帰宅後娘に「おばあちゃんはもう絶対来ないで!」と怒られ、さすがの姑もショックを受けた様子でした。

その後、私から担任の先生に電話で説明と謝罪をしたのですが、先生は状況を理解してくれて、ご好意で後日特別に私だけが参観に行くことにできました。
孫の学校での様子を知りたい気持ちは分かるし、可愛がってくれてありがたいとも思いますが、みんな大変な時期なのに勝手にルールを破るわけにはいきませんよね。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:藍沢ゆきの

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