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「え、汚さないでよ」不快感を露わにする彼氏。生理がきっかけで破局した私がした決意

  • 2024.6.30
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私には、過去に付き合っていた彼氏から生理を理解してもらえず苦しんだ経験があります。「好きな人には生理を理解してほしい」――。そう思った私は……。

大好きな人からの、つらいひと言

交際していた彼氏のことが大好きだった私ですが、彼の言動をきっかけに、「彼は生理について理解してくれない人なんだ」と感じたことがあります。

彼の家にお泊まりに行った日のこと。生理がきてしまい、「生理がきたみたい。ちょっと経血量が多いかもなあ……」と彼に言いました。すると彼から返ってきたのは「えー、シーツに血つけないでよ」という言葉。しかも、かなり嫌な表情をされて言われ、まさかの反応に私は頭が真っ白になってしまいました。

もちろん、汚さないように、彼が嫌な思いをしないように気をつけます。けれど、そんな嫌な顔をして言わなくても……。「大丈夫? しんどかったら言ってね」と気づかってくれると思っていただけにショックを受けてしまったのです。

そしてこの発言をきっかけに、彼の生理に対する理解のなさ、理解する気がそもそもないという態度がよく見えてきて……。私は彼に別れを告げることとなりました。

「それくらいで……」と思われるかもしれません。けれど、私にとっては別れを告げるほどの大きな出来事だったのです。

新しい彼氏には、その教訓を

時が経ち、新しい彼氏ができました。ただ、彼も生理についての理解は乏しいように感じて……。

そのとき、「過去のような思いはしたくない」と強く思いました。前の彼氏は生理のことを伝えても理解する気がないようでしたが、彼はわかりません。そのため、勇気を出して生理やそれに関するあらゆる話をすることにしたのです。

基本的なことから細かいことまで、2人でYouTubeなど動画で解説されているものも見て勉強。すると、彼は生理に対して意欲的に理解してくれて……。生理中、普段よりも私を気づかってくれるようになったのです。

多くの女性にとって生理は身近なものですが、男性は生理を経験できませんし、理解しにくいというのは仕方のないことなのかもしれません。前の彼氏は生理について伝えても、理解する気がない人でしたが、その後お付き合いを始めた彼氏は、結果的に生理の理解を深めてくれました。丁寧に説明することでわかってもらえることもあるのだと実感した出来事でした。

著者/高木ゆい
作画/ちゃこ

監修/助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。

ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!


イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター ちゃこ

ベビーカレンダー編集部/ムーンカレンダー編集室

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