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「もう私はフラペチーノを飲めない」妊娠中におやつも入れて1日6食、健康と思っていた自分が妊娠糖尿病に【作者インタビュー】

  • 2024.6.30
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10万部のベストセラーとなった『月たった2万円のふたりごはん』の著者でイラストレーターの奥田けいさん(@kei__okuda)は、2人目の子どもを妊娠中に妊娠糖尿病と診断された。『2人目妊娠したら糖尿病になった話』は、食べることも甘いものも大好きな奥田さんが取り組んだ食事療法やリアルな生活を描いたコミックエッセイ。第2話では、妊娠糖尿病と診断されて、妊娠中の食生活を思い返す。

「妊娠中にはじめて発見または発症した、糖尿病にいたっていない糖代謝異常」のこと。

※本作で紹介するのは「妊娠糖尿病」です。「妊娠糖尿病」と「糖尿病」は異なる疾患ですのでご注意ください。

※本作で紹介する症状は、個人の体験談であり、すべての人に当てはまるものではありません。症状で悩んでいる方は医師・看護師等の専門家に相談してください。

間食と運動不足。「大反省」な妊娠生活

夕方になると手足がむくむことはあったが「妊娠中はよくあることなのかな」とあまり気にしなかった。2回目の出産ということもあり、気持ちに少し余裕も生まれていたという。

「『妊娠中はひとりだけの体じゃない』といいますが、自分の体の変化が赤ちゃんにも影響するのだと、あらためて痛感しました」

おやつも含めると1日6食。さらに仕事が忙しかったこともあり、運動もほとんどしていなかった。奥田さんはそんな生活を「大反省」した。

「私は出産直前までイラストの納品があって、家での作業が続いていました。家にいるとついつい食べ物に手が伸びてしまって。白米も大好きなので、毎食たくさん食べていました。とはいえ、ほぼ自炊で野菜も好きですし、バランスのよい食生活を送っているつもりだったのですが…」

赤ちゃんのことを考えると、申し訳ない気持ちになった。だが落ち込んでいる暇はない。「赤ちゃんのためにも頑張ろう!」と、すぐに気持ちを切り替える。健診の帰りにフラペチーノを飲む女性を見かけて、うらやましいと思いながらも、赤ちゃんのために覚悟を決めた奥田さんだった。

「ひとりでも多くの悩める妊婦さんが、安心して心おだやかにお産を迎えられるようになってほしい」という思いから、自身の体験を漫画にした奥田さん。本作をまとめた書籍も発売中だ。現在、妊娠糖尿病と闘う人たちはもちろん、その家族やこれから妊娠・出産を迎える人はチェックしてみてはどうだろうか。

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