【SNSで話題の進化系パン】パリ発祥のベーカリー「ゴントランシェリエ」の映えクロワッサンを実食ルポ

2024.6.30

2024年の7月26日から8月11日にオリンピック開催予定のパリ。オリンピックの日が迫り、最近メディアでもフランスに関する情報が多くみられるようになってきました。しかし、円安で日本から渡仏するのはなかなかハードルが高いのが現状です。そこで読者の方々にお伝えしたいのが飛行機に乗らずにパリの雰囲気を味わえる本日のお店。本記事ではお店の雰囲気に加え、現在SNSで話題のお店の映えクロワッサンについても実食ルポでお伝えいたします。

飛行機いらずで行けるパリのベーカリー

「世界中の家庭に本物のパンやクロワッサンを届けたい」という思いから、パリに第一店舗をオープンさせたゴントランシェリエ。出店後は瞬く間に人気を博し、現在はフランスにとどまらず世界各地に店舗を展開しています。東京には青山、新宿、目黒の3店舗があり、今回はその中でも本店の青山店に伺ってきました。

黄色と黒を基調にした店舗は遠くから見ても目立つ外観です。ベーカリーで購入したパンは、1階のテラス席または 2階のカフェで食べることができます。テイクアウト及び1階テラス席は7:30から、2階は8:30から利用可能。晴れた日には多くの方々がテラスで食事を楽しむパリ。フランスにいるような雰囲気で食事ができるのも人気の高い点です。

入店してすぐの場所には厨房があり、パンを焼いているのを見ることができます。厨房が隠れている日本のパン屋さんとは異なり、フランスではパンの製造をみることができるお店が多いので、こうした点もパリ発祥のベーカリーを思わせるところ。店内にフランスの国旗やパンのミニチュアが置かれたおしゃれな内装にも惹かれます。

平日でも混雑の店内と飛ぶように売れるこだわりパン

商品に使用している食材は、オリジナル配合の小麦粉やノルマンディー産のバター等、厳選された最高品質のもののみ。ショーケースには看板商品のクロワッサンをはじめ、菓子パンや惣菜パンが並んでいます。材料にこだわりがあるというだけでなく、メニューの多さも魅力的な点です。陳列も美しく、色とりどりの商品が並ぶショーケースは眺めるだけでわくわくした気持ちになります。

クロワッサン(税込330円)、クロワッサンアマニ、メープルシロップ(税込385円)、トラディションエピ(税込434円)、レモン、カニとアボカドのチャバタ(税込440円)、クロワッサンあんこ•抹茶(税込506円) 、苺のクラウドクロワッサン（税込528円）、パンオセル(税込385円)

パンオショコラ(税込374円) 、クロワッサンダマンド(税込440円) 、ショソンオポム(税込484円) 、北海道産こしあんヨモギブリオッシュ(税込418円)

卵とベーコンのディジョンマスタード (税込440円)、トラディションアスパラ生ハム (税込440円) 、クロワッサンジャンボン (税込544.5円) 、ルレソーセージ(税込528円) 、クイニアマン(税込385円) 、メロンパン(税込385円) 、ラベンダーブリオッシュ(税込418円)、ヴィエノワバニラミルククリーム(税込434.5円)

クロワッサンガレット(税込363円)、ピスタチオクロワッサンガレット (税込495円)

都内の店舗の内、店内で飲食ができるのは青山店のみ。朝食やランチなども提供しているため、お店は常に多くの人で溢れています。カフェ利用の場合はワンドリンクオーダー制。ドリンクと一緒にパンを食べる場合は、パンは1階で事前に購入する必要があります。1階で購入したパンは2階で温め直してもらうこともできます。

話題の映えクロワッサンとフランススタイルの食べ方

今回オーダーしたのは、苺のクラウドクロワッサン（税込528円）とクロワッサンガレット(税込363円)、カフェラテ(税込715円)。

メレンゲを雲に見たててつくられたクラウドクロワッサンは、苺ピューレを混ぜたメレンゲがのっており目にも鮮やか。メレンゲのフレーバーは季節によって変わるそう。持ち帰りにする場合は箱に入れてくれるようですが、店員さんによるとメレンゲ部分は大変崩れやすいため店内で食べるのがおすすめとのこと。

上はふわふわのメレンゲ、下はサクサク生地のクラウドクロワッサンはまさに新食感。口に入れると苺の爽やかな香りとバターの芳醇な香りが鼻に抜けます。テイストはバタリーな生地と優しい甘さのメレンゲの味がするという二重層。新鮮な味わいながらクロワッサンとメレンゲの相性もよく、とてもおいしい一品です。

フランスで主流のカフェラテにクロワッサンを浸す食べ方も現在SNSで話題となっています。2階のカフェでも多くの方が同様の食べ方で商品を召し上がっていました。

クロワッサンガレットは平たく焼かれており、見かけはパイのよう。カップの上にのせてみるとわかるように、サイズもカフェラテが見えなくなってしまうほどのビッグサイズ。見かけはオリジナルのクロワッサンと異なりますが、フランスバターの風味は同様にしっかりとあり、一口食べるごとにバターの香りと味わいが口の中に広がります。香ばしくほんのりとした甘さの生地は、通常のクロワッサンとはまた違った食感とおいしさです。