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娘を心配するも「そんなこと言われたくない」母の思いは伝わらない|娘の彼氏を認めない

  • 2024.6.30
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このお話は、高校1年生のサオリが予期せず妊娠し、親の思いや性行為の責任の重さを考えながら結論を出すお話です。親子でショッピングに出かけ、会話の内容はサオリの恋バナへ。うれしそうに彼氏のことを話すサオリですが、知らぬ間に彼氏の家へ遊びに行っていた事実に、母は不安を感じたようです。娘を心配する気持ちから、注意を促しますが…。もっち(@mocchi_kakei)さんによる『娘の彼氏を認めない』第4話をごらんください。※この連載には妊娠中絶にまつわる表現が含まれます

妊娠・出産を経験しているからこそ、女性にかかる負担やリスクの大きさを知っているサオリの母。しかし、娘を心配する母の思いは、思春期のサオリにとってはうっとうしいだけのものでした。

多感な時期には、親の心配を素直に受け取れないことも少なくありません。親子で安心して思春期を迎えるためには、幼いうちから性教育を始めることが大切なのかもしれませんね。

望まない妊娠をしないために、正しい性の知識が大切

高校1年生の夏休み明け、同学年のユウキと付き合い始めたサオリ。ユウキを良く思わない母へのいら立ちから、母との衝突が増えていたサオリですが、生理が2か月遅れていることに気がつきます。妊娠検査薬を使ってみると、結果は陽性でした。

産むか産まないかを両家で話し合いますが、無責任な発言を繰り返すユウキ親子。妊娠騒動から時がたつにつれて、サオリは自分がしたことの過ちや責任の重さ、愛情ゆえの親の厳しさに気づくことができました。

未成年での妊娠は、手放しに喜べない場合があります。心身への負担も大きく、人生への影響もとても大きいものです。赤ちゃんが欲しい状況でない性行為は、避妊しなければなりません。10代のカップルも、パートナーときちんと話し合っておく必要がありますね。

また、望まない妊娠をしない・させないために、家庭での性教育も大切です。正しい性の知識を身につけられるよう、妊娠のしくみや性行為の責任について会話ができる親子関係でありたいものですね。

著者:NAKAMA

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