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疾走する杉咲花、ド迫力の山道カーチェイス! 2つのシーンがリンクする『朽ちないサクラ』本編映像

  • 2024.7.1
疾走する杉咲花、ド迫力の山道カーチェイス! 2つのシーンがリンクする『朽ちないサクラ』本編映像
(C)2024 映画「朽ちないサクラ」製作委員会

初週の全国映画動員ランキングトップ10にランクインする好成績スタート

杉咲花を主演に迎え、「孤狼の血」「佐方貞人」「合理的にあり得ない」シリーズで知られる柚月裕子の小説を映画化したサスペンスミステリー『朽ちないサクラ』。映画動員ランキングトップ10入りで好調スタートを切った本作より、疾走感あふれる緊迫の本編映像を紹介する。

本作は、柚月裕子の「サクラ」シリーズのはじまりとなる「朽ちないサクラ」の映画化。県警の広報職員という、本来は捜査する立場にないヒロインが、親友の変死事件の謎を独自に調査し、事件の真相と、次第に浮かび上がる“公安警察“の存在に迫っていく。原作小説は、続編の「月下のサクラ」と合わせて累計45万部を刊行する人気シリーズとなっている。

愛知県平井市在住の女子大生が、度重なるストーカー被害の末に、神社の長男に殺害された。地元新聞の独占スクープ記事により、警察が女子大生からの被害届の受理を先延ばしにし、その間に慰安旅行に行っていたことが明らかになる。

県警広報広聴課の森口泉は、親友の新聞記者・津村千佳が約束を破って記事にしたと疑い、身の潔白を証明しようとした千佳は、1週間後に変死体で発見される。自分が疑わなければ、千佳は殺されずに済んだのに——。自責と後悔の念に突き動かされた泉は、自らの手で千佳を殺した犯人を捕まえることを誓う。

主人公の県警・広報職員26歳の森口泉を演じるのは、『市子』(23年)『52ヘルツのクジラたち』(24年)『片思い世界』(25年)と主演作が続き、若手随一の演技派として絶大な信頼を集める杉咲花。単独主演作となる本作では、“事務職のお嬢ちゃん”が自責と葛藤を繰り返しながら、強さを手に入れていく姿を繊細な演技で体現し、観客の目を釘付けにする。

泉のバディ的な存在となる年下同期の磯川俊一には、主演作『美しい彼』シリーズでブレイクした萩原利久。泉への好意をポケットに隠しつつ、泉の調査を献身的にサポートする好青年役で、フレッシュな魅力を放つ。一連の事件を捜査する県警捜査一課の梶山浩介には豊原功補。泉の上司で元公安の富樫俊幸を演じる安田顕は、贅肉を削ぎ落としたいぶし銀の演技で魅了する。

6月21日より劇場公開され、初週の全国映画動員ランキングトップ10にランクインする好成績スタートを切った本作。今回紹介するのは、疾走感あふれる緊迫の本編映像だ。一連の事件を捜査する県警捜査一課の梶山(豊原)率いる刑事たちが、疑いを寄せる人物が運転する車を追い、山道の桜の花びらを吹き上げながら繰り広げる迫力あるカーチェイス。そして、時同じくして、泉(杉咲)が一連の事件の真相に気づき疾走する姿が折り重なる。

事件の始まりとなったストーカー殺人を犯した神職がいた神社に結ばれたおみくじを、手当たり次第開いていく泉。泉が手にしたおみくじには、一体何が記されているのか、そしてどう事件に関係するのか? 巨大な闇との関連に気付いてしまった泉は、驚きとともに複雑な表情を浮かべ…。

本作の監督を務め、大ヒット公開中の『帰ってきた あぶない刑事』のアクションシーンでもその手腕を発揮する原廣利監督は、「『あぶ刑事』が僕にとって初めてのカーチェイスシーンの撮影で、『あぶ刑事』で学んだ車の魅せ方が、本作にも活きています。『あぶ刑事』より走る距離が長かったので、その距離を活かせるようにかなりの回数撮影させていただきました」とコメント。

カーチェイスシーンと泉のシーンが交互に映し出される構成については、「とにかくハラハラドキドキ感を意識しました。カーチェイスのシーンとともに、真相に向かって走り出す泉の心情がリンクすると良いなと思って作っています。この2つのシーンが重なることによって、観客の方に真相にどんどん迫っていくドキドキ感で興奮していただけると思い、このようなシーンになりました」と明かしている。

『朽ちないサクラ』は現在公開中。

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