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元“世界アマ1位”の女子プロ、スタンフォード大学時代を振り返る!「大変だったけど…」

  • 2024.6.30
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ニュースだけじゃ伝わらない米女子ツアー選手たちの魅力を毎月、現地からレポートします!

ゴルフも学業も努力した名門大学時代の話

元“世界アマ1位”の女子プロ、スタンフォード大学時代を振り返る!「大変だったけど…」
Andrea Lee U.S.A.●1998年生まれ、アメリカ出身。2019年に世界のNo.1アマチュアゴルファーに与えられる「マーク・マコーマックメダル」を受賞し、20年にプロに転向。22年「ポートランドクラシック」で初優勝を果たした。

トム・ワトソン、タイガー・ウッズ、ミッシェル・ウィー、ローズ・チャンなど世界屈指のゴルファーを輩出した米国スタンフォード大学ゴルフ部。2015年当時、高校生ながら世界アマチュアゴルフランキング1位に上り詰めたアンドレア・リーは、そんな名門ゴルフ部への入部を決めた。

「大学進学はゴルフのためだけじゃなく、キャンパスライフを経験したかったというのが志望理由でした」

そう語る彼女の大学生活の第一印象は「同級生、みんなすごく頭がいい」だったという。さすが、英国の教育誌「タイムズ・ハイヤー・エデュケーション」で2024年度の世界大学ランキング2位に位置するスタンフォード大学である。だが、リーも負けてはいない。Science, Tech. and Society(科学技術と社会学)を専攻したうえで、ゴルフ部と両立するのは並大抵の努力ではない。

「たしかにページのエッセイを提出するのは簡単だったとはいえないですが、まったく異なるバックグラウンドをもった友だちがたくさんできたことは、かけがえのない財産です。また、大学生活を通して、社会人になるための準備ができたこともよかったです」

苦労よりも断然得たものがあった。大学生活で築いたつながりは、今も続いている。「10歳年上のミッシェルはよい友だちです。悩んだときに相談してアドバイスをもらうこともあります」

元“世界アマ1位”の女子プロ、スタンフォード大学時代を振り返る!「大変だったけど…」
アンドレア・リーと同じ、スタンフォード大学・ゴルフ部卒のミッシェル・ウィー

米国の大学の試合はチーム戦が主流だが、プロになるとほとんど個人戦ばかり。ゴルフのことから生活面まで戸惑うことを相談できる先輩の存在は大きい。

ちなみに、ドジャースの大谷翔平選手の花巻東高校の後輩・佐々木麟太郎選手が今年9月に同大学に入学することをリーに伝えると「そうなんですね!」と笑顔を見せた。「新1年生は少人数制のクラスが多いので、友だちがたくさんできるといいですね。学生生活を楽しみつつも、勉強に励んでガンバってほしいです」と後輩にエールを送った。

いかがでしたか? 今後のアンドレア・リーの活躍に期待しましょう!

写真=南しずか
PHOTO&TEXT Shizuka MINAMI
●みなみ・しずか / 東京都出身。2009 年より米女子ゴルフツアーを取材。ゴルフ雑誌や「ナンバー」「Sports Illustrated」などスポーツ誌に写真を提供。

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