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実は損かも?カードローンの「限度額を低く」するとどうなるのか

  • 2024.6.29
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カードローンの契約で、「借入限度額」を設定する際に、審査に通りやすくする狙いもあって、「借りる分だけにしておこう」という人は少なくないだろうが、それでは損しているかもしれない。

◾️限度額を高くするとどうなる?

カードローンの契約では、借入限度額は低くしたほうが審査に通りやすいのは事実だが、高くしたほうが、借入金利が低くなるというメリットがある。

これは、法律で借入額に応じた上限金利が定められているからで、限度額が上がるのに応じ金利は低くなる。ある金融機関では、借入限度額が100万円以下なら年利は12.0%~14.5%なのに対し、100万円超200万円以下なら10.0%~12.0%、200万円超300万円以下なら8.0%~10.0%だ。

10万円を3ヵ月(90日)借りた場合、年利が12.0%なら利息は2,958円であるが、10.0%なら2,465円となり、およそ500円の差がつく(無利息期間等は考慮せず)。

限度額を上げても借りなければよい。借入限度額を引き上げるだけで金利を下げられるので、無理な借り入れさえしなければ損することはない。むしろ金利を下げるチャンスを失っているかもしれないのだ。

◾️借入限度額を上げるには?

契約時に借入限度額を低くしてしまった人でも、契約の途中で引き上げられるが、注意すべきは改めて審査が必要になることだ。

たとえば、申し込み時よりも収入が下がっている場合や他社からたくさん借りている場合など、かえって借入限度額を低くされることもあるので、申し込み自体、慎重にしたほうがよいだろう。

◾️借入限度額を引き上げても借入は計画的に

借入限度額を引き上げることに抵抗がある人もいるが、金利を低くするには枠を増やすだけで実際に借りなくてもよい。

増額の審査が通っても、実際に借りるのは無理なく返せる範囲にしよう。

文/編集・dメニューマネー編集部

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