1. トップ
  2. ライフスタイル
  3. 組み合わせ次第でNG 防虫剤の併用について、工業会が注意喚起

組み合わせ次第でNG 防虫剤の併用について、工業会が注意喚起

  • 2024.7.1
  • 6108 views

衣類を守るために活用したい、防虫剤。

タンスやクローゼットなどに入れると、たまに余ることがあるでしょう。

次回、全部入れ替えるには個数が足りない場合、「新たに購入した防虫剤と一緒に使おう」と思うかもしれません。

実は、防虫剤の併用は、種類によってNGなため、注意が必要です。

どれなら併用OK?防虫剤の成分が鍵

防虫剤の適正使用の推進などを行っている、日本繊維製品防虫剤工業会は、ウェブサイト上で『衣類用防虫剤の豆知識』を紹介しています。

同じ工業会によると、防虫剤の薬剤には数種類あるとのこと。

それぞれ効果が異なるほか、併用でも気を付ける点があるとして、説明しています。

防虫剤の併用には注意しましょう。種類の違う防虫剤を併用すると、薬剤が溶けてシミや変色につながる可能性も。必ず薬剤の種類を確かめてから使用してください。日本繊維製品防虫剤工業会

防虫剤の併用は、薬剤の種類によって要注意。

無臭性のピレスロイド系(エンペントリン・フェノトリン・プロフルトリン)は、有臭性のパラジクロルベンゼン、ナフタリン、樟脳(しょうのう)と併用してもよいそうです。しかし、有臭性同士はNGとのこと。

薬剤の成分を意識していなかった人が、大半なのではないでしょうか。

防虫できても、違う種類の防虫剤の併用で、衣類を痛めては元も子もありません。

併用する際は薬剤をチェックして、問題のない組み合わせで使うようにしましょう。

[文・構成/grape編集部]

元記事で読む
の記事をもっとみる