【燻る】はなんて読む? 煙にまつわる言葉！

日常生活で使う機会はあまりないけれど、知ってるとちょっと自慢できる！そんな難読漢字を今回ご紹介します。社会人の多くが間違えてしまうこの漢字、あなたは読めるかな？

「燻」は画数も多く、なかなか使用しない漢字ですよね。

「燻る」は煙の動きや、人の感情を表す言葉です。

なんと読むかご存じですか？

正解を知りたい人は、もう少しスクロールしてみてください。

正解は「くゆる」、「いぶる」でした！

「くゆる」は煙がゆるやかに立つ様子や、人が思い悩む様子を表します。

一方「いぶる」は、きちんと燃えずにくすぶることを表す言葉です。

また、やや難しい読み方として「ふすぼる」「ふすぶる」もあります。こちらは、煙をだすことや、人が不機嫌になることを表すのだとか。

煙の動きと感情の動きが同じ言葉で表されるなんて、なんだか面白いですよね。風流な響きが素敵な言葉ですので、ぜひ覚えて使ってみてくださいね。

みなさんは分かりましたか？

家族や友だちにも、「知ってる？」と聞いて自慢してみて！

《参考文献》
・『デジタル大辞泉』（小学館）
・『精選版日本国語大辞典』（小学館）
・『日本大百科全書』（小学館）