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2人目妊娠したら妊娠糖尿病に。「赤ちゃんは大丈夫?」突然の診断に涙【作者インタビュー】

  • 2024.6.29
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10万部のベストセラーとなった『月たった2万円のふたりごはん』の著者でイラストレーターの奥田けいさん(@kei__okuda)は、2人目の子どもを妊娠中に妊娠糖尿病と診断された。『2人目妊娠したら糖尿病になった話』は、食べることも甘いものも大好きな奥田さんが取り組んだ食事療法やリアルな生活を描いたコミックエッセイ。第1話では妊娠後期の血液検査から高血糖が発覚し、妊娠糖尿病と診断される。奥田さんのインタビューとともに紹介する。

「妊娠中にはじめて発見または発症した、糖尿病にいたっていない糖代謝異常」のこと。

※本作で紹介するのは「妊娠糖尿病」です。「妊娠糖尿病」と「糖尿病」は異なる疾患ですのでご注意ください。

※本作で紹介する症状は、個人の体験談であり、すべての人に当てはまるものではありません。症状で悩んでいる方は医師・看護師等の専門家に相談してください。

妊娠糖尿病で悩む妊婦さんのために

奥田さんが受けた再検査(OGTT=ブドウ糖負荷試験)は、血糖値やインスリンなどを測定するもの。75グラム(200ミリリットル)のブドウ糖を飲んでから、30分後・1時間後・2時間後と計4回の血糖値とインスリンの数値から、妊娠糖尿病だと診断された。

「妊娠糖尿病とわかったときはどんな風に過ごせばいいのだろう?など、金銭面も含めてわからないことだらけでした。一番不安だったのは『赤ちゃんは大丈夫なんだろうか?』ということです。私のせいでおなかの赤ちゃんが苦しい思いをしていたのかと思うと、とてもショックでした」と振り返る。

診断を受けた後、インターネットなどで妊娠糖尿病について調べたが、「どのような検査で診断されるのか」「実際にどのような経緯で出産を迎えたのか」など、細かい情報を得ることができなかった。

「私と同じような悩める妊婦さんが、ひとりでも多く安心して心おだやかにお産を迎えられるようになってほしい」と思い、自身の体験を漫画にすることにしたという。

第2話からは、奥田さんがどのように妊娠期を過ごしたのかが描かれる。本作をまとめた書籍も発売中だ。現在、妊娠糖尿病と闘う人たちはもちろん、その家族やこれから妊娠・出産を迎える人はチェックしてみてはどうだろうか。

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