ニコール・キッドマンにナオミ・ワッツも。パリコレに子連れで来場したママセレブたち

バレンシアガ（BALENCIAGA）2024-25年秋冬オートクチュールショーに、ニコール・キッドマン、ナオミ・ワッツ、マヤ・ルドルフらが子どもたちとともに来場。子連れ出勤ならぬ「子連れパリコレ」で、ハイレベルな親子リンクコーデを繰り広げた。

先陣を切ったのは、キッドマンと15歳のサンデー・ローズ。質感や丈の長さは違えど、互いにすっきりとしたブラックドレスに身を包んだ姿はまるで瓜二つ。アッシュブロンドのロングヘアもマッチし、息のぴったりと合ったルックを完成させていた。

オールブラックでまとめ上げたキッドマン親子とは対照的に、コントラストを効かせたのはワッツと15歳のカイ。ワッツは胸もとが開いたホワイトのツーピーススーツを主役にパールのドロップピアスをスタイリングし、カイはレーストップにミディ丈のスカートまですべてを黒一色で統一。正反対のようでありながら、小物でバランスを取ることで互いのルックを引き立て合っている。

一方、それぞれの個性を際立たせたのは、ルドルフと18歳のパール・アンダーソン。ルドルフが鮮やかなブルー色合いが目を引くシルクドレスを纏い、きらめくシャンデリアピアスを耳もとに飾ったのに対し、パールはメゾンの定番であるモックネックのブラックマキシドレスと小ぶりなピアスを選んだ。全く異なったルックであるにもかかわらず、二人の装いはどこか自然と調和が取れている。

オフランウェイを大いに賑わせたこの3組の親子だが、いつかランウェイでの共演は見られるのだろうか。そんなことを期待せずにいられないほど、それぞれのスタイルが光る秀逸なリンクコーデだった。

Text: Hannah Jackson Adaptation: Motoko Fujita

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