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この会社もう辞めたい… 女性がドン引きした「上司から来た衝撃メッセージ」とは

  • 2024.6.28

上司から届いたLINEや社内チャットのせいで、働く気力が急速に失われてしまう場合もあるようです。そこで、メンタル心理カウンセラーの並木まきが、女性たちが「この会社もう辞めたい…」と決意するきっかけとなった「上司からの衝撃メッセージ」をご紹介します。

事務連絡に必ず容姿への言及がある

「以前働いていた職場は、モラルやマナーに欠ける人が多く、ハラスメント系も日常茶飯事。まるで昭和? と言いたくなるような無法地帯みたいな環境でした。40代や50代の男性たちは、若い女性社員の容姿に平気で言及し、けなすのではなく褒めるぶんにはハラスメントにならないと勘違いしているかのような振る舞いだったのです。
事務連絡のメッセージにも“いつもスカートが似合っていて、素敵だね~!”や“髪色を変えたらもっと可愛くなっちゃったね!”などの一文が最初か最後に必ず入っていて、読むたびにゲンナリしていましたが…。あるときに直属の上司が変わり、やたらハート系の絵文字を盛り盛りで“今日も可愛い!ね!”と書かれているのを見て、私のなかで何かがプッツンと切れ、もうこんな会社にはいられない! と思い退職を決意しました。
上司から容姿ばかり褒められるのは、下心があるにせよないにせよ、かなり気持ちの悪い体験でした」(30歳女性/不動産)

職場で容姿に言及してくるのは、立派なセクハラ。本人に悪気がなかったとしても、頻繁に容姿について話題にされる本人は不快ですよね。すでに職場の風土がおかしくなっていて改善の見込みがない場合には、確かに転職をしたほうが得策の場合も多いでしょう。

上司の相談に付き合わされる

「先日、会社を辞めました。その理由は、メンタルが不安定な女性上司に付き合いきれないと思ったからです。
その上司は私よりも9歳年上だったのですが、仕事でちょっとでもつらいことがあると、部下である私に深夜までLINEをしてきて、“もうこんな仕事辞めたいよ。泣”とか“取引先に会うのが苦痛で泣きたい”などと送ってきて、読むたびにドン引きしまくりでしたね…。
それだけ私に心を開いてくれていたということなのかもしれませんが、やはり上司である以上は、弱い部分ばかり見せずに私を引っ張っていってくれるような面も見せてほしかったです。
そんな上司からの相談に付き合うのに疲れてしまい、ちょうど条件のいい転職先が見つかったこともあって、退職を決めました」(34歳女性/ITサービス)

上司だからといって優秀な人物ばかりではありませんよね。頼りない振る舞いが目立つ上司の下に配属されれば、仕事そのものが面白くなくなっても無理はありません。

グループチャットの私物化

「前に働いていた会社の社内チャットでは、プロジェクトごとにグループチャットがあったのですが、そのうちのあるグループがメンバーに私物化されていました。ランチに何を食べるなどのくだらない話を頻繁にやりとりしたり、自分の子どもの写真を見せ合って自慢し合うような場になっていて、とても嫌な感じでした。
私は独身なので、子どもの写真を社内のグループチャットに送って見せ合う人の気持ちが理解できなかったし、そもそも社内チャットは業務連絡の場だと思うのですが…。
まるで学生ノリのようなやりとりをしている先輩や上司たちを見て、この会社にいてもいいことはないかもしれない…と、会社を辞める決心をしました」(31歳女性/金融関係)

仕事とプライベートの線引きができない人に囲まれていると、職場で余計なストレスを抱える原因にもなり得ます。一緒に仕事を進める人たちと価値観が合わなければ、働き続けるのを難しく感じても仕方ないでしょう。

上司から届くメッセージがドン引きしかない内容だと、仕事にも悪影響が出やすいでしょう。職場の人間関係は、働く意欲にも直結する部分だけに「もうこんな会社は辞めたい」と何度も思うほどのメッセージが上司から届けば、仕事へのモチベーションもダダ下がりです。努力をしても改善が見込めそうになく、働き続けるのも苦痛に感じるような場合には、退職という方法で環境を変えるのが確実な方法かもしれません。
©kimi/Adobe Stock ©maroke/Adobe Stock

文・並木まき

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