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妻の幸福度は夫の家事分担に対する意識で変わる!

  • 2024.6.29

社会科学情報誌『Sex Roles』に掲載された研究結果によると、家事を平等に分け合うことでパートナーと意見が一致している女性は、結婚しても幸せな傾向があるという。気になるその内容をアメリカ版ウィメンズヘルスからご紹介。

米イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校が実施した研究には20組の既婚カップルが参加し、パートナーのいない席で、家事分担に関する自身の信条、家事分担に関する意見、結婚生活における満足度を率直に答えた。その結果、料理、家計簿の管理、芝刈り、クリーニングといった日常的なタスクを分け合うことで、結婚生活に対する男性の満足度は変わらなくとも、女性の気持ちは大きく変わることが分かったそう。しかも、パートナーが“自分と同じように”平等な家事分担を重視してくれている女性は、特に幸せを感じていた。パートナー同士の意見が一致しており、どちらかが「必要以上のタスクを負っている」と不満を漏らすこともなかった。

この論文の筆頭著者で同校の准教授を務めるブライアン・オゴルスキー博士によると、この結果は、家事の分担についてパートナーと早いうちから話し合っておくことの重要性を示している。話し合いを通して双方の期待値が分かっていれば、それをもとに最初からフェアな仕組みを作ることができる。また、オゴルスキー博士が言うように、新婚時の高揚感は難点を隠す傾向にあるため、熱が冷めてから家事分担に関する問題が浮上することもある。だからこそ、早いうちに話し合っておくのがベスト。

家事分担に対する価値観が異なるせいで、夫婦関係が大きく揺らぐこともある。不平等だと感じたら、家庭でも、もっと大きな役割を担ってほしいとパートナーに頼んでみよう。気まずいかもしれないけれど、その話し合いが将来の幸せにつながるはず。

※この記事は、アメリカ版ウィメンズヘルスから翻訳されました。※この記事は、当初2019年に公開されたものを再編集しています。

Text: Kate Moriarty Translation: Ai Igamoto

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