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「雑誌の付録使ってるの? 貧乏くさいね(笑)」【持ち物で見下してきた女】を華麗にスルー! 実は?

  • 2024.6.28

熾烈な発行部数争いが繰り広げられている女性雑誌。各誌でレベルが高い付録つきの雑誌を送り出していますが、付録を使うことをバカにする人もいるようです。今回は、付録のポーチを嘲笑された筆者の知人のエピソードをご紹介します。余裕でスルーしましたが、それにはある理由があったのです。

画像: 「雑誌の付録使ってるの? 貧乏くさいね(笑)」【持ち物で見下してきた女】を華麗にスルー! 実は?

付録のポーチを愛用していると、同僚が……

雑誌の付録の化粧ポーチを愛用していたA子。
職場でポーチを取り出してメイク直しをしていると、同僚のB美がニヤニヤ笑いながら近づいてきました。
A子のポーチが最近発売された雑誌の付録だと気づいたB美は、「雑誌の付録を使うなんて、恥ずかしくないの?」とバカにしてきたのです。

その付録ポーチは某ハイブランドとのコラボ企画で、ブランドを象徴する柄が使われていました。
B美は「付録でハイブランドを持つなんて、貧乏くさーい! 私は外では使えないわ」と嘲笑したのです。

貧乏くさいとバカにされたA子ですが、余裕の態度でスルー。
B美の失礼な発言を気にも留めず、「でもこのポーチ、仕切りがあって使いやすいよ。最近の付録ってすごいよね!」とにこやかに言いました。

結婚式でB美がマウントをとってきた!

A子とB美は、職場の先輩社員の結婚式に呼ばれましたが、そこでもB美はマウントをとってきました。
高級そうな着物で参列したA子を見て、「わざわざレンタルまでして! 無理しなくてもいいのに」と嘲笑ったのです。

B美のセリフに、A子はキョトン顔。「レンタルじゃないよ? 祖母から譲り受けた着物なの」と、怒りもせずに答えました。
すると「またまた~。見栄を張っちゃって!」とB美。A子は「これは何を言っても無駄だ」と判断して、口を閉じることにしたのです。
その様子に「図星だったんだ」とB美は満足気な表情でしたが、A子が身につけていた着物は、見る人が見ればすぐにわかる一級品。
とてもレンタルには出せない高級な着物だったのです。

「おめでたい席で失礼なことをしないの!」と、B美は周囲から叱られましたが、「私は間違ったことを言ってない!」とふてぶてしい態度。
ところが、帰り際に“ある光景”を目撃して凍りついてしまいました。

B美が目撃した光景とは?

結婚式会場の入り口には、A子のお迎えのために運転手付きの車が待機していたのです。
「自分で帰るって言ったのに! 過保護な父で恥ずかしいわ」と頬を膨らませながら言うA子に、B美はあ然。
「お嬢様、どうぞ」と運転手からドアを開けられ、サッと後部座席に乗って帰って行くA子を見て、B美は言葉を失ってしまいました。

A子が余裕でスルーできた理由とは?

立ち尽くすB美に、A子の事情を社員が「本人の意向で公表はしてないけど、A子は社長令嬢で、うちの会社には社会勉強のために入社しただけだから」と教えてくれました。

A子が付録のポーチをバカにされてもスルーできたのは、裕福な社長令嬢だったから。
彼女の財力なら、本物のハイブランドのポーチを持つこともできますが、雑誌の付録なら汚れたら躊躇なく処分することができて、実用的。また、いろんなポーチを使って気分転換をすることができることから、“あえて”付録のポーチを使っていたのです。

ポーチは付録ですが、その中にはハイブランドのコスメが詰まっていました。上得意の客しかもらえないノベルティも入っていましたが、B美はそれに気づいていなかったのです。
事実を知ってからB美はすっかりおとなしくなり、A子に絡むことはなくなりました。

裕福であろうがなかろうが、付録を使うのは個人の自由で恥ずかしいことではありませんよね。
自分の価値観で他人をバカにすることのほうが恥ずかしいこと。
B美は赤っ恥をかいて反省したことと思います。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:江田愉子

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